Page 1436 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【グLL】Abigail えみりい(WYN-0041) 14/6/30(月) 3:39 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【グLL】Abigail ■名前 : えみりい(WYN-0041) ■日付 : 14/6/30(月) 3:39 -------------------------------------------------------------------------
ケイト・グリーナウェイ賞常連候補、キャサリン・レイナーの最新作です。 "Abigail" by Catherine Rayner Tiger Tales 今度の絵本の主役は、キリンのアビゲイルです。アビゲイルは数を数えるのが大好き。でも、テントウムシの背中の星を数えだすとテントウムシはすぐ飛んでっちゃうし、木の枝についた葉っぱの数を数えてるとシマウマがその葉をムシャムシャ食べちゃうし、かわりにシマウマのしまもようを数えはじめるとシマウマはごそごそ動きまわるし、チーターなんてピューッと走っていっちゃうからもようがいくつあるか数えるひまもないし。ああ、数えたい! 何かちゃんと数えられるものはないの? 怒りだしたアビゲイルに、テントウムシがいいことを教えてくれます。 アビゲイルやシマウマにとってチーターは敵なのかな、と思いきや、みんな仲良しの友だちです。みんなで数を数えているようすは、のどかで、なんともいえず微笑ましい! この絵本には、2011年のケイト・グリーナウェイ賞ショートリスト作品、"Ernest" と同様、ちょっとしたしかけがついています。開くと同時に心がぱあっと明るくなって、幸せな気分になれるようなしかけです。それから、いちばん小っちゃな友だち、テントウムシの姿を各ページの中に探すのも、この絵本のお楽しみのひとつ。でも、なんといってもレイナーの絵は美しい! 全体の色づかいもそうですが、この作品ではそれぞれの動物たちの体のフォルムともようの美しさが際だっています。 <Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/35....@61-24-171-205.rev.home.ne.jp> |