Ｐａｇｅ 1320 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ ＩＮＤＥＸ ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼E.L.カニグズバーグ『クローディアの秘密』再読しました みちこ(WYN-1057) 13/5/5(日) 11:12 ┣Re:E.L.カニグズバーグ『クローディアの秘密』再読しました モーモー（WYN-2271) 13/5/13(月) 17:17 ┗Re:E.L.カニグズバーグ『クローディアの秘密』再読しました モーモー（WYN-2271) 13/5/13(月) 17:34 ┗Re:E.L.カニグズバーグ『クローディアの秘密』再読しました みちこ(WYN-1057) 13/5/13(月) 19:15 ─────────────────────────────────────── ■題名 ： E.L.カニグズバーグ『クローディアの秘密』再読しました ■名前 ： みちこ(WYN-1057) ■日付 ： 13/5/5(日) 11:12 -------------------------------------------------------------------------
| みなさま、 先日亡くなったE.L.カニグズバーグの『クローディアの秘密』を12年ぶりに再読しました。前回は図書館で借りた90年版でしたが、今回は自分の本棚にあった76年版。この本、子どもの頃に母が買ってくれたのに読まないまま大人になり、数年前に実家の本棚にあるのを見つけたのです。 そして、再読してみたら、すごくよかったです！ 11歳と９歳の姉弟が、家出してニューヨークのメトロポリタン美術館に隠れるという設定もみごとですが、天使の像にまつわるミステリーがまた秀逸だと思いました。そしてなにより、主人公クローディアがいとおしくなりました。家出の理由は深くは書かれていないのに、秘密にこだわるクローディアから、(いい意味での）意地というか自尊心みたいなものがびしびし伝わってきて、終盤は胸が熱くなりました。 『クローディアの秘密』 E.L.カニグズバーグ作／松永ふみ子訳／岩波少年文庫 "From the Mixed-up Files of Mrs. Basil E Frankweiler" by E.L.Konigsburg 1967 みちこ(WYN-1057) <Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_6_8) AppleWebKit/534.59.8 (KHTML, li...＠FL1-119-242-43-89.tky.mesh.ad.jp> |
| ▼みちこ(WYN-1057)さん： >みなさま、 >先日亡くなったE.L.カニグズバーグの『クローディアの秘密』を12年ぶりに再読しました。前回は図書館で借りた90年版でしたが、今回は自分の本棚にあった76年版。この本、子どもの頃に母が買ってくれたのに読まないまま大人になり、数年前に実家の本棚にあるのを見つけたのです。 >そして、再読してみたら、すごくよかったです！ 11歳と９歳の姉弟が、家出してニューヨークのメトロポリタン美術館に隠れるという設定もみごとですが、天使の像にまつわるミステリーがまた秀逸だと思いました。そしてなにより、主人公クローディアがいとおしくなりました。家出の理由は深くは書かれていないのに、秘密にこだわるクローディアから、(いい意味での）意地というか自尊心みたいなものがびしびし伝わってきて、終盤は胸が熱くなりました。 > >『クローディアの秘密』 >E.L.カニグズバーグ作／松永ふみ子訳／岩波少年文庫 >"From the Mixed-up Files of Mrs. Basil E Frankweiler" by E.L.Konigsburg 1967 > >みちこ(WYN-1057) <Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/5.0; YTB730)＠p3010-ipbfp4203osakakita.osaka.ocn.ne.jp> |
| みちこさん、こんにちは。 すみません。 操作を間違えて、内容を書く前に送信ボタンを押してしまいました。 ひとつ前の投稿は無視してください。 偶然ですが、わたしもこの本を読んだところです。 児童書好きの友人に勧められて読みました。 とても良かったです。 美術館へ家出という設定も奇抜ですが、なんといってもこのふたりが魅力的ですね。 掛け合いもとっても楽しいです。 弟ジェイミーの「ぼろっちい」という口癖、なんだか変わってるなあ、と思っていましたが、後半で謎を解くときのヒントになるんですね。 訳者の苦労がしのばれます。 子どもたちを見守る大人たちの愛情も伝わってきて、最後は本当に心が温まりました。 モーモー <Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/5.0; YTB730)＠p3010-ipbfp4203osakakita.osaka.ocn.ne.jp> |
| モーモーさん、 読まれたのですね。うれしいです！ >美術館へ家出という設定も奇抜ですが、なんといってもこのふたりが魅力的ですね。 >掛け合いもとっても楽しいです。 ですよね。それぞれの魅力がありますよね。 >弟ジェイミーの「ぼろっちい」という口癖、なんだか変わってるなあ、と思っていましたが、後半で謎を解くときのヒントになるんですね。 そうそう。今回読んでいて、そうか！と思いました。 これ以上書くとネタバレかもしれないので、詳しくは書きませんが。 >子どもたちを見守る大人たちの愛情も伝わってきて、最後は本当に心が温まりました。 子どもに媚びることなく対等に接する大人の登場人物も、すてきですよね！ みちこ(WYN-1057) <Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_6_8) AppleWebKit/534.59.8 (KHTML, li...＠FL1-119-242-43-89.tky.mesh.ad.jp> |