Ｐａｇｅ 1242 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ ＩＮＤＥＸ ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【新刊絵本】パパとわたし ちゃぴ(ＷＹＮ−1026) 12/10/29(月) 17:30 ─────────────────────────────────────── ■題名 ： 【新刊絵本】パパとわたし ■名前 ： ちゃぴ(ＷＹＮ−1026) ■日付 ： 12/10/29(月) 17:30 -------------------------------------------------------------------------
| みなさま 10月の出版で、今年のやまねこ賞の対象からは外れますが、紹介します。 アルゼンチンの作家さんの絵本です。 『パパとわたし』 "PAPAI E EU, AS VEZES" （AS の A 上に`） マリア・ウェレニケ（Maria Wericke）作 （Maria の i のうえに´） 宇野和美 訳 光村教育図書 ISBN 978-4-89572-846-1 2012.10.20 定価1200円＋税 ときどきね。わたしはパパといたくて、パパはわたしといたくない。でも、パパがわたしといたくて、わたしがパパといたくないときもある。それから、パパもわたしもいっしょにいたいときも……。父と娘の微妙な心を繊細にとらえ、詩情豊かに描く。 パパとわたしの気持ちが、離れたり交わったりする距離感が、モノトーンの絵から、静かにしみじみと伝わってきます。 右ページは色が塗られ（手法はわかりませんが、葉っぱなどで版画もしてあるようです）、左ページは、文字と、子どもが書いた落書きのような線画があります。その線画がとてもかわいくて、元気で、ふたりの気持ちをよく表しています。この線画は時々右ページにも侵入しているのですが、さりげなく紛れ込んでいて、かわいらしいですよ。いつのまにか、誰かが気持ちの中に入り込んでいる感じです。 想像の余地がたっぷりある絵本。ぜひ、一度手にとってみてください。 ☆メープルストリート紹介ページ ttp://www.yamaneko.org/maplestreet/p/mitumura/index.htm ☆光村教育図書HP ttp://www.mitsumura-kyouiku.co.jp/ *上のURLへ飛ぶときは、 コピーして頭に h を加えてください。 ちゃぴ（WYN-1026） <ZonchBrowserPro＠catv-218-228-80-227.ctk.ne.jp> |