Page 1139 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【新刊絵本】チュンチエ―中国のおしょうがつ― ちゃぴ(WYN-1026) 11/12/8(木) 14:14 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【新刊絵本】チュンチエ―中国のおしょうがつ― ■名前 : ちゃぴ(WYN-1026) ■日付 : 11/12/8(木) 14:14 -------------------------------------------------------------------------
みなさま 中国の絵本です。 『チュンチエ―中国のおしょうがつ―』 "A New Year’s Reunion" ユイ・リーチョン(Yu Li-qying)文 チュ・チョンリャン(Zhu Cheng-liang)絵 中 由美子訳 光村教育図書 ISBN 978-4-89572-836-2 本体価格 1400円+税 春節(チュンチエ)は、中国の旧暦のお正月。故郷に帰り、家族で祝います。 「わたし」の家でも、遠いところで働いているとうさんが帰ってきました。 とうさんが帰ってくるのは、年に1度、チュンチエのたった数日間だけです。幼い「わたしは」ははじめ、ちょっと気恥ずかしいのですが、すぐになれます。いっしょにお祝いの準備をし、親子で川の字になって眠り、湯圓(タンユエン)というお団子を食べます。とうさんは家の修繕をしたり、「わたし」を肩車してくれたり……うれしい日々。でも、とうさんが仕事にもどる日がきて……。 ほんの短い家族の時間だから、とうさんとかあさんとわたしの三人は、いっときいっときをいとおしむように、大切に、大切に、チユンチエを過ごします。別れの前まで三人はいつも、穏やかなほほえみを浮かべています。とても幸せそう。だから、別れの場面はとても切ないです。とうさんに寄せる「わたし」の思いにじーんときます。 鮮やかであたたかい色使いと、素朴なタッチの絵。龍舞などチュンチェの華やかな町の様子が描かれています。けれど、なにより、家族がいっしょに過ごす嬉しさ、温かさ、安心感、それから互いを思いやる気持ちがほんわかと伝わってくるのです。 巻末にはチュンチエについての説明もありますよ。 ちゃぴ(WYN-1026) <ZonchBrowserPro@catv-218-228-89-28.ctk.ne.jp> |