Page 1124 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【ミステリー】『こちらマガーク探偵団』 Mar (WYN-2254) 11/10/25(火) 0:25 ┗Re:【ミステリー】『こちらマガーク探偵団』 asayaka(WYN-1058) 11/10/26(水) 18:33 ┗Re:【ミステリー】『こちらマガーク探偵団』 Mar (WYN-2254) 11/10/29(土) 23:37 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【ミステリー】『こちらマガーク探偵団』 ■名前 : Mar (WYN-2254) ■日付 : 11/10/25(火) 0:25 -------------------------------------------------------------------------
子どもの頃に読んだ数少ない海外児童文学ミステリーのひとつがこの作品でした。 一度は絶版になってしまったものの、2003年に新装版で復刊していたことを最近知り、懐かしくなって読んでみました。 『こちらマガーク探偵団』 E・W・ヒルディック作 蕗沢忠枝訳 山口太一絵 あかね書房(1977年初版/2003年新装版) “The Nose Knows” 1973 几帳面でなんでも正確に記録するのが得意なジョーイは、10歳2ヶ月3週間と4日。このお話の語り手だ。一番の親友マガークは、頼りがいがあるけどかなり強引で細かいことなんて気にしない。ある日、ジョーイの家の隣にウイリーの一家が越してきた。引越しの間に消えてしまったという、ウイリーのキャッチャー・ミットを探すため、3人は探偵団を結成する。やたらと匂いに敏感なウイリーの鼻をたよりに、捜査に乗り出す「マガーク探偵団」。さらに、おてんば少女ワンダも加わり、事件解決を目指す。 この作品を初めて読んだ小学生の頃、地下室(しかも秘密基地のように使える!)のある家や広い庭、そしてもちろん探偵にもずいぶんと憧れたものでした。 子ども達が探偵として活躍しますが、大人顔負けの推理で難事件を解決する、というものではなく、かなり個性的だけど、どこにでもいる子どもたちが繰り広げる、いわばおおまじめな探偵ごっこです。だからこそ、読み手も探偵団の一員になった気分で謎解きを楽しめますし、子どもらしい発想での捜査や、結局どたばた騒ぎになってしまうところもこの作品の魅力だと思います。 今読み返してみると、探偵になりきっている子どもたちをあたたかく見守る大人たちのほうに感情移入していて、時の流れを感じました。 Mar <Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/5.0)@p2080-ipbfp402niho.hiroshima.ocn.ne.jp> |
Marさん、こんにちは! ご紹介ありがとうございます。 『こちらマガーク探偵団』、シリーズものなのですね。サイトで見てみると、8巻まで復刊されているのでしょうか。(当初は18巻?)子どものときに好きだった作品を再読して、昔読んだときのことを思い出しながら新たな魅力も発見できるのって、とっても幸せな時間ですよね〜(^^) もしかしたら親子でシリーズのファンという方もいらっしゃるのかも!? 私はこちらのシリーズは読んだことがなかったのですが、子どもたちが身近なところで起きる事件をどんなふうに解決していくのか、面白そうです。「マガーク探偵団」という名前がついているからには、マガークがリーダーでしょうか? 探偵団を結成している子どもたちのキャラクターも魅力のようですね。読んでみたくなりました。 asayaka(WYN-1058) <Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; Trident/5.0)@p3170-ipbf2603marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp> |
asayakaさん、こんにちは。 コメントありがとうございます! 情報が半端でごめんなさい〜。 この『こちらマガーク探偵団』は、「マガーク少年探偵団!」(旧「マガーク少年探偵団」)シリーズの1作目です。そしてご想像通り、マガークがリーダーです。出版社のサイトで見ると新装版は全8巻となっているので、復刊されるのはこれですべてなのかもしれませんね。旧シリーズは全18巻で、さらに未訳の作品が何作かあるようです。 ちなみに、復刊の8冊に入っている『あやしい手紙』と未訳の "The Case of the Wiggling Wig" がMWA賞児童図書部門の候補作になっています。後者は最終作でもあるので、いつか読んでみたいです。どんなふうに終わるのか、とても気になってます。 >子どものときに好きだった作品を再読して、昔読んだときのことを思い出しながら新たな魅力も発見できるのって、とっても幸せな時間ですよね〜(^^) もしかしたら親子でシリーズのファンという方もいらっしゃるのかも!? そうですよね。懐かしい気持ちにひたりながらの読書は、新しい作品を読む時とは一味ちがって、また面白いと思いました。世代を超えて愛される作品があることも、子どもの本の魅力ですよね! もし機会がありましたら、読んでみてくださいね。 Mar <Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/5.0)@p2080-ipbfp402niho.hiroshima.ocn.ne.jp> |