Page 1117 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【ミステリー】『怪盗ルパン』 みちこ(WYN-1057) 11/9/20(火) 13:36 ┗Re:【ミステリー】『怪盗ルパン』 蒼子(WYN-0031) 11/9/21(水) 11:20 ┗Re:【ミステリー】『怪盗ルパン』 Mar (WYN-2254) 11/9/22(木) 1:11 ┗Re:【ミステリー】『怪盗ルパン』 みちこ(WYN-1057) 11/9/22(木) 11:38 ┗Re:【ミステリー】『怪盗ルパン』 蒼子(WYN-0031) 11/9/23(金) 9:55 ┗Re:【ミステリー】『怪盗ルパン』 みちこ(WYN-1057) 11/9/23(金) 21:40 ┗Re:【ミステリー】『怪盗ルパン』 Mar (WYN-2254) 11/9/23(金) 23:52 ┗Re:【ミステリー】『怪盗ルパン』 ムー WYN-2250 11/10/9(日) 23:15 ┗Re:【ミステリー】『怪盗ルパン』から脱線>ホームズ、ポー みちこ(WYN-1057) 11/10/10(月) 16:32 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【ミステリー】『怪盗ルパン』 ■名前 : みちこ(WYN-1057) ■日付 : 11/9/20(火) 13:36 -------------------------------------------------------------------------
みなさま、こんにちは。 「海外児童文学ミステリーを読もう会」を機に、子どものころに読んだ「ルパン」を再読してみました。 -------------------- 書名:怪盗ルパン モーリス・ルブラン作/榊原晃三訳/岩波少年文庫(1983年初版) ttp://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/11/1/1145250.html ルパン・シリーズ最初の短編集(全9編)。 ミステリーはあまり読んでいない私だけれど、子どものころをふりかえると、小学生の1時期に、ホームズやルパン、江戸川乱歩などを読んでいたことを思いだした。教室の後ろの本棚、つまり学級文庫にたくさんあったのだ。 何十年かぶりに読んでみた本書では、「ルパン逮捕される」「獄中のルパン」「ルパンの脱獄」という最初の3編にまず引きつけられた。特に、ルパンが脱獄に成功するエピソードは、小学生のころに読んだ時にも非常に印象深かった。脱獄だから獄中から抜け出すのかと思ったら、そうではなかったことに、舌を巻いたものだ。ゆで卵やマカロニの中にメモが入っているとか、そんなちょっとした手口にも驚きまくりだった。そういえば、あのころの私は、ルパンにあこがれを感じていた。金髪のイケメン(?)で、頭が切れて、泥棒はするけれど人を傷つけたりはしない、女性にやさしい怪盗紳士。「ルパンかっこいい!」と、1人で騒いでいたような気がする(一緒に盛り上がってくれる友だちはいなかった……)。 今回読んでいちばん印象的だったのは、本書の最後に収録されている「おそすぎたシャーロック・ホームズ」。ルパンとホームズの出会いの話だ。2人の魅力がみごとに書かれていると思う。どちらも自他ともに認める天才なのに、やはりお互いに警戒し、緊張もしている。その上であくまでも冷静に相手を観察している。とても短い場面だけれど、「おおお!」と唸ってしまった。 子どものころ、ルパンとホームズを何冊かずつ読んだあと、『ルパン対ホームズ』を読んだ。実は、いまではすっかり内容を忘れてしまったのだが(決してつまらなかったわけではありません)、読む前のワクワク感はおぼえている。「さあ、いよいよ『ルパン対ホームズ』を読むぞ!」と、大興奮。このワクワク感のもとになっていたのは、「おそすぎたシャーロック・ホームズ」だったのかもしれないなあと、いま思っている。 -------------------- 思い出話みたいになってしまって、すみません〜。残念なのは、どこの出版社のどの版を読んだのか、おぼえていないことです。読んだ時期は昭和50年前後。書名は「怪盗紳士」じゃなくて『怪盗ルパン』だったと思います。みなさん、ルパンは読みましたか? みちこ(WYN-1057) <Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_6_8) AppleWebKit/534.50 (KHTML, like...@FLA1Aca210.tky.mesh.ad.jp> |
みちこさん こんにちは。わたしが子どものころ読んだ「ルパン」はポプラ社の「怪盗ルパン全集」です。その後中学生になって創元推理文庫の「アルセーヌ・ リュパン・シリーズ」読んで、また世界がひろがりました。「名探偵カッレくん」も好きだったし、考えてみると海外文学を読むようになったのは、ミステリーがきっかけだったのかもしれません。 ** 蒼子 WYN-0031 ** <Mozilla/5.0 (Windows NT 5.1; rv:6.0.2) Gecko/20100101 Firefox/6.0.2@27.95.241.49.ap.yournet.ne.jp> |
みちこさん、蒼子さん、みなさん。 こんにちは。 ルパン・シリーズ、懐かしいです。私が最初に読んだミステリーの作品は『奇巌城』でした。そこからルパンに夢中になり、一時期かなり集中して読んでいた覚えがあります。大胆で自信に満ちているのに純真で心優しい面もあり、どんな窮地に追い込まれてもスマートに切り抜けてしまうルパン、かっこいいですよね。小学生の時に、みちこさんと一緒に盛り上がりたかったです。 私は創元推理文庫のシリーズで何冊か読んだあと、小学校の図書室にあった偕成社の「アルセーヌ・ルパン全集」を読みました。どちらも『怪盗紳士〜』なので、みちこさんの読まれたものとは違いそうです。邦訳の種類がすごく多い作品なので、読み比べてみるのも面白そうですね。 Mar <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/4.0; GTB7.1;...@p2080-ipbfp402niho.hiroshima.ocn.ne.jp> |
蒼子さん、Marさん、コメントありがとうございました。 おふたりとも「ルパン」を読んでいたと知り、うれしいです。しかも、私よりかなりしっかり読んでいらっしゃる。 全集のなかではどの作品がおすすめですか? 私は自分がどれを読んだのかも忘れてしまって……。 こうして話題にすると、あれこれ読んでみたくなりますね。 みちこ(WYN-1057) <Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_6_8) AppleWebKit/534.50 (KHTML, like...@FLA1Adp002.tky.mesh.ad.jp> |
Marさん、みちこさん こんにちは。いまの子(というかうちの子たち)は、ルパン読まないですね。ミステリーの最初は『名探偵コナン』や『金田一少年の事件簿』だったりします。 わたしもルパンの最初は『奇巌城』だった気がします。ホームズもでてきたし夢中で読みました。愛国心という言葉を知ったのは『813』でしたし、ルパンが探偵役をする『八点鐘』も何度も読んだ記憶があります。一番好きなのは、やっぱり『カリオストロ伯爵夫人』です。 ** 蒼子 WYN-0031 ** <Mozilla/5.0 (Windows NT 5.1; rv:6.0.2) Gecko/20100101 Firefox/6.0.2@27.95.241.49.ap.yournet.ne.jp> |
蒼子さん、こんにちは。 ルパンシリーズのおすすめ作品を教えてくださり、ありがとうございました。ミステリー読書会開催中に、1冊は読んでみたいと思います。 『名探偵コナン』は、ほんとに最初の頃のストーリーしか知らないのですが、いまだに続いてるってすごいですね。 みちこ(WYN-1057) <Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_6_8) AppleWebKit/534.50 (KHTML, like...@FLA1Abt092.tky.mesh.ad.jp> |
みちこさん、蒼子さん、こんにちは。 こうしてお話する機会があると、本当にどの作品も読み返してみたくなりますね。 特に、蒼子さんが教えてくださった作品は、すぐにでも読みたくなりました。 私は短編集の『ルパンの告白』が一番好きでした。泥棒、というだけではない、ルパンの色々な面を特に楽しめる作品だと思っていました。でも、一番最初に読んだ『奇巌城』には思い入れがありますし、隠し場所の面白さでは『水晶の栓』も印象的でした。 恥ずかしながら、私はルパンのシリーズを読んだだけで満足してしまい、他のミステリーの作品をあまり読んできていません。この「読もう会」をきっかけに色々な作品を手にとってみたいです。 Mar <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/4.0; GTB7.1;...@p2080-ipbfp402niho.hiroshima.ocn.ne.jp> |
みちこさん、蒼子さん、Mar さん こんにちは。 ルパンとホームズ、私も大好きでした。 小学生のとき、近所の図書館の児童書コーナーに並んでいた ホームズシリーズ(黄色の背表紙だったことは覚えてます)を読みあさり、 最後の一冊になったときに、もうこれで最後かと悲しくなったのを覚えています。 ルパンも大好きで、『奇巌城』にもかなり感激した記憶があります。 今読んでみるとどう思うのでしょうね。 当時は、ルパン、かっこいー・・・と私も思ってました! 数年前にホームズシリーズをいくつか読み直しました。 意外にも、ホームズの名探偵ぶり、想像していたほどではなかったのですが (小学生時代のホームズ像が、実際より自分の中で大きくなりすぎたため・・・) やはり、ひとつひとつの挿話の構成や、 犯人となる人物の背景がよく書かれていて、 ただのミステリーではなく、深い話になっているところがさすがだなーと 感心してしまいました。 また色々と読み直してみたくなりますね! ムー(WYN-2250) <Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X 10_4_11; ja-jp) AppleWebKit/533.19.4 (...@55.net182020165.t-com.ne.jp> |
ムーさん、こんにちは。 ミステリーを読もう会にご参加いただいて、うれしいです。 >ルパンとホームズ、私も大好きでした。 > おお〜、そうですか。やはりファンが多いですね。 ルパンはやっぱりかっこいいですよね。『奇巌城』はみなさん印象に残っているようなので、読んでおきたいです。 >数年前にホームズシリーズをいくつか読み直しました。 >意外にも、ホームズの名探偵ぶり、想像していたほどではなかったのですが >(小学生時代のホームズ像が、実際より自分の中で大きくなりすぎたため・・・) > >やはり、ひとつひとつの挿話の構成や、 >犯人となる人物の背景がよく書かれていて、 >ただのミステリーではなく、深い話になっているところがさすがだなーと >感心してしまいました。 私も去年、ホームズを何編か読み直しました。家庭教師の教え子(高校生の男の子)と一緒に、英語のリーディング教材のホームズを読んでいたのですが、省略されていてちょっとわかりにくいところがあったので、邦訳も読んでみたんです。事件の内容やトリックよりも、ホームズの人間性に興味がわきました。 話は変わりますが、リーディング教材ではエドガー・アラン・ポーのホラー短編も読みました。英語で読んでるとそれほど怖くないんですけど、高校生に訳させて、それを聞いているうちにぞ〜っと鳥肌が立ってきたこともありました。("The Pit and the Pendulum" 邦題『落とし穴と振り子』) それがきっかけで、ポーの邦訳もいくつか読んだのですが(たぶん初めて)、『モルグ街の殺人』には度肝を抜かれました。 話がそれて、すみません〜。 みちこ(WYN-1057) <Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_6_8) AppleWebKit/534.50 (KHTML, like...@FLA1Abv036.tky.mesh.ad.jp> |