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 ▼【未訳新刊絵本】"Sylvia and Bird"  えみりい(WYN-0041) 09/2/14(土) 12:03
   ┗【グ賞LL】"Sylvia and Bird"  muzu(WYN-1056) 10/4/27(火) 12:29

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 ■題名 : 【未訳新刊絵本】"Sylvia and Bird"
 ■名前 : えみりい(WYN-0041)
 ■日付 : 09/2/14(土) 12:03
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   みなさま

 第2作、第3作がそろってケイト・グリーナウェイ賞ロングリスト入りをしているキャサリン・レイナーの第4作が出ました! 今回のは今まで以上にすばらしいと思います。

"Sylvia and Bird"(by Catherine Rayner, Little Tiger Press)
ISBN: 978-1845068561

 シルヴィアはドラゴンです。シルヴィアは高い山のてっぺんにひとりぼっちで暮らしています。これまで自分の仲間と出会ったことはありません。シルヴィアはさびしくて、大きなため息をつきます。そのときふと目にとまったのは1羽のかわいらしい小鳥でした。小鳥はそこに巣をつくり、シルヴィアと友だちになりました。けれども小鳥には仲間がいます。小鳥が仲間とおしゃべりを始めると、シルヴィアは孤独をひしひしと感じるのです。夜空にかかる月を見上げ、あそこになら自分の仲間がいるだろうかと考えるシルヴィアに、小鳥は言います。「いっしょにお月さまに行こう」そして……。

 このドラゴンの美しいこと。絵本の見返しがシルヴィアの体のもようになっているのですが、ほんとうに息を呑む美しさです。
『オーガスタスのたび』も "Harris Finds His Feet" も主人公の「気づき」をテーマにしていました。それは今回も同じです。ただこの絵本は、絵もストーリーもこれまでで最も叙情性に優れた胸に響く作品となっています。ほんとうに感動しました。


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 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 【グ賞LL】"Sylvia and Bird"  ■名前 : muzu(WYN-1056)  ■日付 : 10/4/27(火) 12:29  -------------------------------------------------------------------------
   みなさま

 こちらの"Sylvia and Bird"も、2010年ケイト・グリーナウェイ賞ロングリスト作品です。このツリーを立ててくださったえみりいさんのご了解を得て「カ・グ賞候補作を読もう会」のツリーに変身させていだきますね。ぜひぜひコメントなど、お気軽にお寄せください。

 #2706 に、カ・グ賞候補作を読もう会のご案内があります。やまねこ会員の方用に、会員限定の広場掲示板でも詳しくご案内しております。どうぞ、そちらもご覧くださいね。

muzu

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