Page 910 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【新刊読み物】「ステフィとネッリの物語」シリーズ ゆま 09/10/12(月) 6:24 ┣Re:【新刊読み物】「ステフィとネッリの物語」シリーズ からくっこ 09/10/16(金) 21:57 ┣Re:【新刊読み物】「ステフィとネッリの物語」シリーズ あんこ(WYN-1048) 09/10/19(月) 8:55 ┃ ┗Re^2:【新刊読み物】「ステフィとネッリの物語」シリーズ ちゃぴ(WYN-1026) 09/10/19(月) 16:13 ┃ ┗Re:Re^2:【新刊読み物】「ステフィとネッリの物語」シリーズ からくっこ 09/10/19(月) 23:10 ┃ ┗Re::【新刊読み物】「ステフィとネッリの物語」シリーズ あんこ(WYN-1048) 09/10/20(火) 16:53 ┃ ┗Re^2::【新刊読み物】「ステフィとネッリの物語」シリーズ ゆま 09/10/21(水) 14:45 ┣Re:【新刊読み物】「ステフィとネッリの物語」シリーズ shoko(WYN-1042) 09/10/20(火) 15:19 ┣Re:【新刊読み物】「ステフィとネッリの物語」シリーズ ちゃぴ(WYN-1026) 09/11/5(木) 20:56 ┃ ┗Re:【新刊読み物】「ステフィとネッリの物語」シリーズ あんこ(WYN-1048) 09/11/9(月) 9:16 ┃ ┗Re:【新刊読み物】「ステフィとネッリの物語」シリーズ からくっこ 09/11/10(火) 20:37 ┃ ┗Re:【新刊読み物】「ステフィとネッリの物語」>バチェルダー賞! からくっこ 10/1/23(土) 20:15 ┗Re:【新刊読み物】「ステフィとネッリの物語」シリーズ ぎねびあ(WYN-1045) 09/11/14(土) 19:06 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【新刊読み物】「ステフィとネッリの物語」シリーズ ■名前 : ゆま ■日付 : 09/10/12(月) 6:24 -------------------------------------------------------------------------
みなさん、こんにちは。 「ステフィとネッリの物語」シリーズ(アニカ・トール作/菱木晃子訳/新宿書房) 第3巻『海の深み』(2009.04) 第4巻『大海の光』(2009.08) 戦渦のウィーンを逃れてスウェーデンに疎開した、ステフィとネッリの姉妹。2006年の第1巻『海の島』、2008年の第2巻『睡蓮の池』、この数年私が一番楽しみだったこのシリーズは、第3巻と第4巻が今年相次いで出版され、ついに結末を迎えました。 第3巻『海の深み』 スウェーデンにやってきて4年目。姉ステフィはイェーテボリの友人の家で生活しながら勉強に励んでいた。両親はウィーンからテレジン収容所に送られ、連絡は途絶えがち。また、島にいる妹のネッリとの気持ちが通わず、ステフィの心配や苛立ちはつのる。 第4巻『大海の光』 長かった戦争がついに終わった。それを待っていたはずだったが、父と連絡がつかず、自分たちの居場所に悩むステフィはすなおに喜べない。そんな中で、初恋の人スヴェンと再会。一方、ネッリは島の小学校を卒業したが、養父母がネッリの将来に関して会話しているのを聞いてしまい、不安にかられる。姉妹を待っているものは――。 第1巻では、慣れない環境や分からない言葉、親への思いに悩み苦しみながら、新しい生活になじんでいこうとするステフィに、ずいぶん胸が痛む思いでした。が、この3巻、4巻ではしっかりと自分の道を歩んでいこうとする、成長した姿になっていました。島の養父母、エヴェルトとメルタや頼もしい友人たちに支えられてきたおかげでしょうか。 1巻では幼さからか、新しい環境をものともしなかったネッリも、4巻では将来に悩む姿も。驚きと同時に、戦争の年月の重さをも感じました。4巻のタイトルと同様、輝きを感じさせるラストがとてもよかったです。 ゆま(WYN-1032) <ZonchBrowser@ntchba012240.chba.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp> |
ゆまさん、みなさん わたしもこの3巻と4巻を心待ちにしていました。4巻は、これで終わってしまうと思うと読み終えるのがもったいなくて……でも、やはりひきこまれてイッキ読みしてしまいました。 4巻でのステフィは、もはや少女でなく若い女性になり、自分の人生を歩き始めようとしていて、その成長ぶりに目をみはりました。シリーズの最初では自転車に乗れなかったのに、4巻では自転車に乗ってあんな遠い道を走っていくんですものね。幼かったネッリも、4巻では、物語の冒頭のステフィの年頃になっているんですよね。4巻の終わり近くでネッリが泣きながらいうことばが心に残りました。(いま手元に本がないので記憶で書いていますが)どうしてどれかひとつを選ばなくてはならないの、というような……。 登場人物では、島の養父エヴェルトが好きでした〜。派手さはないけれど、しっかりとした温かさでステフィを支え続けてくれましたよね。知り合いの北欧の人の顔を思い浮かべながら読んでました(漁師じゃないですがなんだか感じが似ていて)。 ゆまさんもお書きのように、4巻のラストとタイトルがすごくいいと思いました。 このシリーズはここ数年のわたしのいちばんのおすすめです。 からくっこ <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 1.1.4...@eatkyo03070.adsl.ppp.infoweb.ne.jp> |
ゆまさん、からくっこさん、みなさん これまで見逃していたこのシリーズをこの機会(やまねこ賞)に読んでみようと、図書館に予約しましたが、1巻目が貸し出し中(&予約待ち2人)で、第2巻が先に確保できてしまいました。 2巻目から読んでも大丈夫でしょうか? 国境を越えた疎開って、大変なことですね。状況は違うけれども、リンドグレーンの挿絵画家ヴィークランドの『ながいながい旅』を思い出します。 あんこ <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB0; .NET CLR...@58x159x0x163.ap58.ftth.ucom.ne.jp> |
あんこさん、ゆまさん、からくっこさん わたしは今3巻を読み終わって、4巻が予約待ちです。 姉妹が島へ疎開して、里親との関係が少しずつ深まるなど、いろいろなことがあっての2巻ですから、できるなら、1巻から読まれるのをおすすめします。 でも2人待ちはつらい。待っているあいだに2巻の返却期限が来てしまいますね。 2巻は中学に進学したステフィの生活が中心になるから、1巻を飛ばして読んでも十分面白いと思いますよ。 ゆまさん、からくっこさん、どう思われます? ちゃぴ(WYN-1026) <ZonchBrowserPro@catv-203-104-125-145.ctk.ne.jp> |
あんこさん、ちゃぴさん、ゆまさん、 あんこさん、2巻が先に確保されたのですね〜。 そうですねえ、わたしも、できることなら1巻から順に読むのがいいとは思います。物語は時間の流れにそって進んでいくので。 でも、やっぱり、ふたりも前に待っている人がいたら、いつ回ってくるかわからないですよね。ちゃぴさんもおっしゃるように、2巻は町の中学に通うステフィの毎日が物語の中心で、この巻を先に読んでも楽しめると思うし、話がわからなくて困ることはないと思います。 ただ、3巻以降に進む前に、1巻をぜひお読みになることを個人的にはおすすめします。2巻からはステフィはスウェーデン本土の町で暮らしていて、休暇のときに島の養父母のもとに帰ります。その島の様子と養父母の姿が、こまやかに描かれているのが1巻です。 からくっこ <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 1.1.4...@eatkyo105187.adsl.ppp.infoweb.ne.jp> |
ちゃぴさん、からくっこさん、みなさん わざわざ、お返事ありがとうございます! おふたりのアドバイスにしたがい、やっぱり1巻から読むことにしました(^.^) 隣の区の図書館にあったので、さっそく予約。お騒がせしてすみません。 疎開先で、さらに島から本土へと移るんですね。ふむふむ。 (島には中学がないのかな。イメージがわいてきました) 読んだらまた感想を書きますね。 (でも、すごく遅読なので、やまねこ賞までに4巻に到達するかどうか…) あんこ <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB0; .NET CLR...@58x159x0x163.ap58.ftth.ucom.ne.jp> |
あんこさん、からくっこさん、ちゃぴさん、shokoさん、こんにちは。 あんこさん、1巻を確保できたんですね。よかったです〜。どうぞ1巻からシリーズの世界に浸ってくださいね。 私としては、2巻から1巻はそれほど時間差もないので、2巻から読んでもOKかなあと思っていました。でもすぐあとに1巻を読むのが必須と、そのあとの巻ではやめたほうがいいかも、です。 ちゃぴさんとshokoさんはこれから4巻ですね。どうぞお楽しみに!ご感想、楽しみにしています。 からくっこさんは読まれたんですね。私も一気読みでした。最終巻なこと、残念ですよね。続きがあればなあって、実は思います。 ステフィの大人への成長にも目を見張りましたが、幼くて無邪気だったネッリへの印象も変わりましたね。1巻のステフィの年齢に追いついていたとは気がつきませんでした……。でもまだ姉を頼りにしているような描写が、やっぱり妹だなあと安心もできたりして。 1巻を読んでから続きを心待ちにしてて、続巻の予定が出るたびに図書館に予約を入れていた私。2巻、3巻は(多分)1番で借りられたのですが、4巻は早々と予約を入れたのに、順番が2番目でビックリしました。私が借りている間に別の予約も入ってたみたいだし。だから残念だったけど読んですぐに返しましたが、愛されるシリーズになったんだなあとしみじみ思いました〜。 ゆま(WYN-1032) <ZonchBrowser@ntchba012240.chba.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp> |
▼ゆまさん、みなさん、 おお、盛り上がっていますね。 3巻まで読んでいたのですが、ここを見て、今慌てて4巻の予約をしてきました。 やまねこ賞に間に合うかは、かなり微妙です……。 でも、楽しみにしています。 shoko <Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 6.0; ja; rv:1.9.1.3) Gecko/20090824 Firefo...@KD121109048221.ppp-bb.dion.ne.jp> |
ゆまさん、からくっこさん、あんこさん、shoko さん 4巻読み終わりました。 ゆまさん、からくっこさんのおっしゃるように、ラストが感動でした。切ないけれど、将来への輝きがありました。からくっさんの心に残ったネッリの言葉、わたしもぐっときましたよ。生きるってそういうことだとも思います。 それにしても、ああ、読み終わってしまったのが残念です。 ちゃぴ(WYN-1026) <ZonchBrowserPro@catv-218-228-93-108.ctk.ne.jp> |
ちゃぴさん、ゆまさん、からくっこさん、shoko さん 遅れてスタートしましたが、わたしも4巻読み終わりました。 (読み始めたら止まらなくなって、だいぶ寝不足…) 読後、しみじみとした感動が胸に広がりました。 まるでステフィとネッリと共にその時代を生きたみたいに。 幼さゆえに異国での暮らしにすっとなじんだネッリが、成長とともに悩む姿が痛々しかったです。 最終巻のタイトルから、光を感じさせるラストは想像していましたが、それもステフィの行動力があったからこそなのだなと、思い返したりしました。 やまねこ賞のおかげで、このシリーズに出会えてよかった! あんこ <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB0; .NET CLR...@58x159x0x163.ap58.ftth.ucom.ne.jp> |
あんこさん、ちゃぴさん、ゆまさん、shoko さん あんこさんとちゃぴさん、4巻までを読み終えられたのですね。あんこさんがお書きのこれ↓ >読後、しみじみとした感動が胸に広がりました。 >まるでステフィとネッリと共にその時代を生きたみたいに。 ほんとうに、わたしもそんなふうに感じました。 前半のうちはとても幼くて、さして問題もなさそうに見えたネッリが、後半になると深く悩んでいる心のうちがわかり、胸が痛みましたよね。最初のころは、おもにステフィのお話だなと思っていたのですが、やっぱりこれは「ステフィとネッリの物語」なんだなと。 終わってしまってさびしいですよね〜。スウェーデンではテレビドラマ化されたそうなので、いつかその映像を見る機会があればなあと思っています。そういえば1巻『海の島』の英語版が、ちょうど出たところみたいですよ。アマゾンで作者名 Annika Thor で探すと出てきます。これから読み始める英語圏の読者が、うらやましくなったりして。 からくっこ <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 1.1.4...@eatkyo105208.adsl.ppp.infoweb.ne.jp> |
ステフィとネッリをお読みのみなさま 前の発言で↓英語版のことをちょっと書きましたが >そういえば1巻『海の島』の英語版が、ちょうど出たところみたいですよ。アマゾンで作者名 Annika Thor で探すと出てきます。 英語版 "A Faraway Island" が、2010年のバチェルダー賞(Mildred L. Batchelder Award)を受賞したようですね! ALAのサイトに出ています ttp://www.ala.org/ala/newspresscenter/news/pressreleases2010/january2010/ymawrap2010.cfm (頭に h を足してください) 英語圏の読者がどんなふうにこの物語を読んでいるのか、聞いてみたいですね〜。 今年のバチェルダー賞には、日本から上橋菜穂子さんの「守り人」2巻がオナーで入っていますね。昨年は1巻が受賞したんだったと思いますが、「守り人」をはじめ上橋菜穂子さんの作品は大好きなので、こちらもうれしい話題でした(^^) からくっこ <Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.17) Gecko/2009122116 Fir...@eatkyo087098.adsl.ppp.infoweb.ne.jp> |
ゆまさん、みなさん、 なんとか3、4巻とも読めました! だいぶ前にコメントしたつもりだったのに、してなかったでした(^^; 3巻を読み始めたときは、(こんなに焦るなら)出たらすぐ読んでおくべきだったと後悔していたのですが、読み終えてみると、4巻がすぐに手に入る時期に読んでよかった〜と思ってしまいました。それくらい、3巻を読み終えたらすぐ4巻が読みたくてたまらなくなりますね。これでシリーズが終わってしまうのはほんとうに残念な気がします。この先の展開もぜひ描いてほしいなあ……。 全く知らなかった事実をたくさん教えてもらえて、ほんとうにすばらしいシリーズでした。 毎回詳しい訳者あとがきがありますが、4巻には著者のあとがきもあり、その深い内容に思わず読みふけってしまいました。みなさんお楽しみに。 ぎねびあ <Mozilla/5.0 (Macintosh; U; Intel Mac OS X 10.5; ja-JP-mac; rv:1.9.1.5) Gecko/2...@p5115-ipbfp604okayamaima.okayama.ocn.ne.jp> |