Page 818 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【グ賞SL】"The Way Back Home" ワラビ(wyn-1001) 09/6/26(金) 17:05 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【グ賞SL】"The Way Back Home" ■名前 : ワラビ(wyn-1001) ■日付 : 09/6/26(金) 17:05 -------------------------------------------------------------------------
みなさん、こんにちは。 ケイト・グリーナウェイ賞には選ばれませんでしたが、ショートリストの1冊です。 "The Way Back Home"(2007) by Oliver Jeffers オリヴァー・ジェファーズ ボートで家に帰ってきた男の子が、ボートをしまおうとクローゼットをあけて、飛行機を発見。入れたおぼえはなかったけれど、すぐに飛行機で旅立つことにしました。高く、高く、高く……プス、プスプス! 燃料切れで不時着したところは、地球の上にぽっかり浮かぶ三日月でした。しばらくすると、これまたエンジントラブルにみまわれたUFOが月に不時着してきました。誰が乗っているのかな? 『みつけたよぼくだけのほし』『まいごのペンギン』(ともに、三辺律子訳/ヴィレッジブックス)と同じ男の子が登場。今度は月まで飛んでいきます。表紙絵を見れば、月で誰と出会うのかすぐにわかるのですが、そこから先の展開に意外性があっておもしろい。友情とロマンを、シンプルでユーモアのある楽しい絵で伝えてくれるオリヴァー・ジェファーズの作品のなかで、本作品はいちばん一般受けしそうだなと思いました。最後の別れの場面では、きゅんとするとともに、宇宙を背景にした絵のすてきさにうっとりしました。 南極まで行ったボートとかばんとあの(?)ペンギンが出てきたり、ロケットの絵が描かれた額縁も飾ってあったりして、ファンには嬉しい1冊です。2007-2008年ビスト児童図書賞殊勲賞にも選ばれています。 ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0007182287/yamanekohonya-22 ワラビ <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6; .NET CLR...@210-248-131-015.jp.fiberbit.net> |