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 ▼未訳読み物"The Mysterious Benedict Society"  コアラン 09/4/7(火) 2:58

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 ■題名 : 未訳読み物"The Mysterious Benedict Society"
 ■名前 : コアラン
 ■日付 : 09/4/7(火) 2:58
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   みなさま、こんにちは。

楽しい冒険物語を読みました。
米国ではかなり人気があるので、邦訳もされるかな〜と
思っているのですが、まだ出ていないようです。

“ The Mysterious Benedict Society”
by Trenton Lee Stewart (2007)
Little, Brown and Company

 レイニーは孤児院で暮らす、人並みはずれて聡明な少年だ。ある日、新聞で能力ある子どもたちに向けた不思議な広告を見つけたレイニーは、テストを受けることになる。数回にわたる奇妙なテストの末、4人の子どもたちが合格した。一度見たものはすべて記憶でき、莫大な知識を備えた少年スティッキー、超人的な運動能力と体力の持ち主ケイト、幼児のような体格の、頑固でわがままなコンスタンス、そして機転がきいて賢いレイニーの4人だ。このテストを行ったのはミスター・ベネディクト。彼は近年、密かに人々の心をコントロールして世界征服をたくらんでいる者がいることに気づき、それを阻止するためにレイニーたちを集めたのだ。ミスター・ベネディクトによって悪者の秘密組織に送りこまれた4人は、果たして任務を遂行し、世界を救うことができるのか?
 
 個性的な4人の子どもたちが繰り広げる冒険物語。よく練られたプロットと、数々の謎解きで、500ページ近い長さも気にならず、最初から最後まで楽しめる。4人の子どもたちがそれぞれの能力を最大限に生かし、互いに協力しあい、難題をクリアしていく過程が小気味よい。勧善懲悪の分かりやすい話だが、友情や協力など大切なことをさりげなく盛りこみつつ、子どもが喜ぶような冒険が満載されていて、読みごたえがある。すでに続編 ”The Mysterious Benedict Society and The Perilous Journey”も出版されている。
 
コアラン

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