Page 772 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【新刊絵本】天のおくりもの ちゃぴ(WYN-1026) 09/2/4(水) 6:15 ┣Re:【新刊絵本】天のおくりもの>リスト更新 ゆま 09/2/24(火) 6:12 ┃ ┗Re^2:【新刊絵本】天のおくりもの>リスト更新 ちゃぴ(WYN-1026) 09/2/24(火) 10:27 ┗【新刊絵本】天のおくりもの 書誌情報(訂正) ちゃぴ(WYN-1026) 09/2/24(火) 10:27 ┗Re:【新刊絵本】天のおくりもの 書誌情報(訂正) えみりい(WYN-0041) 09/3/2(月) 21:53 ┗Re^2:【新刊絵本】天のおくりもの ちゃぴ(WYN-1026) 09/3/3(火) 17:16 ┗Re^3:【新刊絵本】天のおくりもの えみりい(WYN-0041) 09/3/3(火) 22:27 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【新刊絵本】天のおくりもの ■名前 : ちゃぴ(WYN-1026) ■日付 : 09/2/4(水) 6:15 -------------------------------------------------------------------------
みなさま、スペインの絵本です。絵を描いたのは『おはなしのもうふ』と同じ、エレナ・オドリオゾーラ。この絵本でも、色彩が繊細で美しいです。 『天のおくりもの』 "UN REGALO DEL CIERO" グスターボ・マルティン=ガルソ(Gustavo Martin Garzo)文 エレナ・オドリオゾーラ(Elena Odriozola)絵 宇野和美訳 ISBN 978-4-89572-683-2 本体価格 1500円+税 ある日、人間のお母さんと羊のお母さんが、それぞれ自分の赤ちゃんを見失った。そして、人間のお母さんは羊の赤ちゃんを、羊のお母さんは人間の赤ちゃんをみつけた。ふたりのお母さんは、互いのことを知らず、そのまま相手の赤ちゃんを大切に世話して――。 両面開きのページで、文ではひつじと人間と両方のことを語り、絵では片方ずつ描いています。背景の白い余白が効果的で、描かれていないところから想像が広がります。 子どもが生まれてからしばらく、この子が自分のおなかからでてきて、今ここにいるということがとても不思議で、いったいどこからきたのだろうって思ったりしました。赤ちゃんは、本当に「天のおくりもの」、偶然、お母さんのところに届けられたのかもしれません。そんなことをふと考えさせる絵本です。 ☆メープルストリート紹介ページ ttp://www.litrans.net/maplestreet/p/mitumura/index.htm ☆光村教育図書HP ttp://www.mitsumura-kyouiku.co.jp/ *上のURLへ飛ぶときは、 コピーして頭に h を加えてください。 ちゃぴ(WYN-1026) <ZonchBrowserPro@catv-203-104-125-145.ctk.ne.jp> |
ちゃぴさん、みなさん、こんにちは。 作品の紹介、ありがとうございます。訳者、宇野和美さんのリストも更新しました。 ttp://www.yamaneko.org/bookdb/int/ls/kuno.htm ※頭に"h"をつけてご参照ください。 絵本は先日書店で見かけました。オドリオゾーラのほんわかしたイラストが、優しい物語とぴったりでしたね。 ゆま(WYN-1032) 原題"UN REGALO DEL CIERO"のCIEROは、"CIELO"です〜。 <ZonchBrowser@ntchba115042.chba.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp> |
ゆまさん リスト更新ありがとうございます。 オドリオゾーラの絵は、とてもユニークなのですが、どんな絵本でも、ぴったりの雰囲気をかもし出しているところが不思議です。 原題のご指摘、ありがとうございました。 ちゃぴ(WYN-1026) <ZonchBrowserPro@catv-203-104-125-145.ctk.ne.jp> |
みなさま 原題のスペルが間違っていたので、書誌情報だけこちらに再掲しますね。 『天のおくりもの』 "UN REGALO DEL CIELO" グスターボ・マルティン=ガルソ(Gustavo Martin Garzo)文 エレナ・オドリオゾーラ(Elena Odriozola)絵 宇野和美訳 でした。 よろしくおねがいします。 ちゃぴ(WYN-1026) <ZonchBrowserPro@catv-203-104-125-145.ctk.ne.jp> |
ちゃぴさん、みなさま わたしも読みました。 オドリオゾーラの絵本は、2004年度ケイト・グリーナウェイ賞ロングリスト作品の "Vegetable Glue" 以来注目しているのですが、この作品は今までの中でいちばん好きです。繊細で美しくて、人間や動物のしぐさや表情に、抑えた表現ながらものすごく豊かな情緒がにじみでていますね。静かな優しさにあふれた、印象的な作品です。 ……という作品の雰囲気をぶちこわすようですが、冒頭の「おかあさんと いるとき あかちゃんが まいごになってしまうことは、ふつうありません」「おかあさんは、うっかり バッグや かぎを どこかに やってしまうことは あっても じぶんの あかちゃんを なくすことは、めったに ないからです」というところで、胸がちくっとしました。実はわたし、2度ほどむすめを置き忘れたことがあるので(^^;)。あやうくなくしちゃうところでした。 <ZonchBrowserPro@nttkyo355090.tkyo.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp> |
えみりいさん わたしも、オドリオゾーラの作品に出会ったのは、"Vegetable Glue" で、いままで見たことのない絵柄にびっくりして、ふざけているんじゃないかと思ったりして、でもとても新鮮でした。 > 人間や動物のしぐさや表情に、抑えた表現ながらものすごく豊かな情緒がにじみでていま > すね。 改めて絵を見直すと、とっても小さな口と目なのに、顔のうつむき加減や、微妙な変化で、その雰囲気をかもしだしているんですね。動物も人間も、ぷくっと肉がついて生きている感じがあって、まったく写実的でないのに、すごいなあ不思議だなあと思います。 > 実はわたし、2度ほどむすめを置き忘れたことがあるので(^^;)。 わわっ。なくさなくてよかった!! ちゃぴ(WYN-1026) <ZonchBrowserPro@catv-203-104-125-145.ctk.ne.jp> |
ちゃぴさん > 動物も人間も、ぷくっと肉がついて生きてい > る感じがあって、まったく写実的でないのに > 、すごいなあ不思議だなあと思います。 そうそう。すごくデフォルメされているのに、触感とか重量感がリアルに伝わってくるから不思議です。 <ZonchBrowserPro@nttkyo355090.tkyo.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp> |