Page 686 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【新刊絵本】『ぼくとおとうさんのテッド』 さらん 08/6/27(金) 16:04 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【新刊絵本】『ぼくとおとうさんのテッド』 ■名前 : さらん ■日付 : 08/6/27(金) 16:04 -------------------------------------------------------------------------
『ぼくとおとうさんのテッド』トニー・ディテルリッジ 作/安藤哲也 訳 文溪堂/2008.6/本体価格 1500円+税/ISBN 978-4-89423-585-4 おそらく誰もが一度は子どものころ心の中にもったことのある、“空想のともだち”。 主人公の「ぼく」にも、そんな存在、テッドがあらわれる。 まず、登場の仕方からして、いい。三角のパーティー帽をかぶって、「やあ、おたん じょうびくん!」だもん。そして、なんの生き物とも言えない、独特のルックス。体 の色が“ピンク”じゃなくて“ラズベリー色”っていうのもいい。 この作品には、理詰めの大人と自由な発想をもつ子どもとが対照的に描かれている。 テッドと「ぼく」が、一緒になって、大人が思いつきもしないようなことを次々とや っていくところは、じつに小気味いい。 そして絵が楽しい! テッドをはじめ、登場人物の生き生きとした表情が魅力的だ。 そう、一見無駄なこと、必要がないように思われることこそ、人生を楽しくしてくれ る大切なものなんだ。大人になって失ってしまった「遊びごころ」を思い出させてく れる、読み終わったときに、とってもハッピーな気持ちになれる絵本。 さらん(WYN-2136) <Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X; ja-jp) AppleWebKit/312.9 (KHTML, like...@121-84-149-37.eonet.ne.jp> |