Page 672 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【未訳読み物】"Jeremy Fink and the Meaning of Life" コアラン 08/5/28(水) 10:06 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【未訳読み物】"Jeremy Fink and the Meaning of Life" ■名前 : コアラン ■日付 : 08/5/28(水) 10:06 -------------------------------------------------------------------------
以前この部屋でも話題になった『マンゴーのいた場所』の作者、Wendy Massの本を読みました。(私は『マンゴー』は未読ですが。)おすすめです! "Jeremy Fink and the Meaning of Life" Wendy Mass著 Little, Brown and Company ジェレミーのもとに、ある日木の箱が届いた。それはジェレミーが8歳のときに事故死した父親からの、13歳の誕生日プレゼントだった。箱にはThe Meaning of Lifeという文字が彫られている。問題なのは、その箱を開けるための4つの鍵を、箱を預かっていたおじさんが紛失してしまったことだ。父親からの大切な箱を叩き壊してしまうのはいやだが、13歳の誕生日にはちゃんと開けたい。幼なじみのリジーとともに、ジェレミーの鍵さがしが始まった。果たしてジェレミーは箱を開けることができるのか? 変わったことが起きるのがきらい、びっくりすることがきらい、出来れば自分のアパートから4ブロック以上先には出ることなく、平穏に日々を過ごしたいと思っている。ジェレミーはそんな男の子だ。ちょっと気弱で甘ったれで、心優しいジェレミーが、父親の残した箱を開けようと悪戦苦闘しながら成長していく様子は微笑ましい。ジェレミーを取り巻く大人たちも温かい。ジェレミーは鍵を見つけられるのか? 箱の中身は? そう思いながらどんどん読み進んで、ラストにほろっとさせられた。 コアラン <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98)@pool-71-247-194-189.nycmny.east.verizon.net> |