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 ▼【新刊絵本】ジェイミー・オルークとなぞのプーカ  ちゃぴ(WYN-1026) 07/9/27(木) 5:55

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 ■題名 : 【新刊絵本】ジェイミー・オルークとなぞのプーカ
 ■名前 : ちゃぴ(WYN-1026)
 ■日付 : 07/9/27(木) 5:55
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   みなさま

以前に紹介した『ジェイミー・オルークとおばけイモ』の続編です。

『ジェイミー・オルークとなぞのプーカ』
"JAMIE O’ ROURKE AND THE POOKA"
 トミー・デ・パオラ(Tomie dePaola)再話・絵
 福本友美子訳

 ISBN 978-4-89572-668-9
 本体価格 1400円+税

 アイルランド人を祖父に持つトミー・デ・パオラによるアイルランドの昔話。『ジェイミー・オルークとおばけイモ』に続く、アイルランドいちのなまけものジェイミー・オルークの愉快なおはなし。
 おかみさんが親戚へでかけて留守のあいだ、ジェイミー・オルークは仲間と飲んで食べての大さわぎ。けれど、もちろんアイルランドいちのなまけものが後片付けなんかするはずもない。ちらかったまま寝てしまう。ところが夜中に怪しい音がして、目を覚ますと、そこには、ロバのような、人間のような不思議な姿をしたプーカがいた――。

 作者のあとがきによると、プーカはアイルランドの、ひとりぐらしをする動物の妖精。日本ではなじみのない妖精ですが、絵本の中で、プーカが自分自身を紹介してくれるので、すんなりおはなしに入っていけます。

 なまけものでお調子ものだけれど機転のきくジェイミー・オルークは、愉快で愛さずにいられない存在。なまけ心は、きっと誰にでもあるから、堂々と怠けてくれるジェイミー・オルークに、魅力を感じるのかもしれません。
 私は、ジェイミー・オルークも好きだけれど、はたらきものでしっかりもののおかみさんも好き(決して、私がはたらきものということではないのですが……)。今回も、留守の間ジェイミー・オルークが困らないように、心づかいしてからでかけていくなど、ジェイミー・オルークにはもったいないおかみさんです。でも、おかみさんも、やっぱり、ジェイミー・オルークがジェイミー・オルークだからこそ、好きなのでしょうね。
 ところで、前作の『ジェイミー・オルークとおばけイモ』はおかみさんが寝込んでいるときにレプラコーンに会い、今度はおかみさんが留守中にプーカがやってきます。地にしっかり足をつけたおかみさんの目がはなれたとき、妖精は現れるのでしょうか。

☆メープルストリート紹介ページ
ttp://www.litrans.net/maplestreet/p/mitumura/index.htm

☆光村教育図書HP
ttp://www.mitsumura-kyouiku.co.jp/

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ちゃぴ(WYN-1026)




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