Ｐａｇｅ 538 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ ＩＮＤＥＸ ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【新刊読み物】アークエンジェル 蒼子（WYN-1031） 07/8/18(土) 14:28 ─────────────────────────────────────── ■題名 ： 【新刊読み物】アークエンジェル ■名前 ： 蒼子（WYN-1031） ■日付 ： 07/8/18(土) 14:28 -------------------------------------------------------------------------
| 喫茶室でも話題になったアレックス・シリーズです。 『女王陛下の少年スパイ！アレックス アークエンジェル』アンソニー・ホロヴィッツ作 佐宗鈴夫訳 集英社（2007.07） 定価1,785円（税込） "Ark Angel" by Anthony Horowitz 2005 ★2005年度カーネギー賞ロングリスト作品 殺された叔父の死の真相を探ったことから、ＭＩ６にスカウトされた14歳のアレックス・ライダーの活躍を描いたシリーズ第６巻。 アレックスはひょんなことから、大富豪の息子と間違われて誘拐されてしまう。誘拐犯は環境保護を訴える過激なテロリスト集団、フォース・スリーだった。窮地に陥りながらも、なんとか脱出したアレックスは、息子を助けてくれた礼にと、大富豪ドレヴィンの大邸宅に招待された。息子のポールは、大富豪である親の影響で学校にいけなくなった、孤独な少年だった。 ドレヴィンは、さまざまな事業を行っていたが、イギリス政府と共同の宇宙開発計画アークエンジェルにかかわっていた。宇宙への資材運搬のために、宇宙ロケットを打ち上げたせいで、野鳥が４種類絶滅していたため、フォース・スリーの標的になったのだった。アレックスはそのロケットの発射を見学するよう勧められる。 前巻までのネタバレになってしまうので、あらすじはこのくらいにしておきます。秘密兵器も健在でうれしいです。 今度こそ普通の生活にもどろうとしていたアレックスでしたが、やはり陰謀に巻き込まれてしまって痛々しいです。ＭＩ６はあいかわらず薄情だし、ＣＩＡからも依頼されるわ、迷いながらもアレックスは危険に飛び込んでいきます。幼くして両親を亡くしたアレックスは、父とうまくいかず、母とも同居できないポールの孤独を目の当たりにして、さまざまな思いを巡らしました。個人的にはこれからポールにもがんばってほしいなぁと思いました。 さて、アレックス・シリーズ最新刊 "Snakehead" は、今年の10月発売予定。どうやらオーストラリアが舞台のようです。 ttp://www.amazon.co.jp/Snakehead-Alex-Rider-Anthony-Horowitz/dp/1406309354 日本語版は文庫版も刊行がはじまりました。２巻『ポイントブランク』は８月発売予定。 Anthony Horowitz公式サイト ttp://www.anthonyhorowitz.com/ 映画もいよいよ10月日本公開です。 映画公式サイト ttp://www.alexrider.jp/ 喫茶室もごらんください。 ttp://www.yamaneko.or.tv/open/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=397;id=kissa URLの先頭にはhをつけてください。 ** 蒼子 WYN-1031 ** <Mozilla/5.0 (Windows; U; Win98; ja; rv:1.8.1.6) Gecko/20070725 Firefox/2.0.0.6＠31.84.112.219.ap.yournet.ne.jp> |