Page 520 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【カ】A Swift Pure Cry ケンタ(WYN-1038) 07/5/8(火) 11:21 ┣Re:【カ】A Swift Pure Cry はるはな 07/5/8(火) 15:30 ┃ ┗Re:【カ】A Swift Pure Cry ケンタ(WYN-1038) 07/5/14(月) 10:21 ┃ ┗Re:【カ】A Swift Pure Cry ワラビ(wyn-1001) 07/7/15(日) 14:59 ┃ ┗シヴォーン・ダウド作品リスト、新規公開 ワラビ(wyn-1001) 07/7/21(土) 18:08 ┗Re:【カ】A Swift Pure Cry ぐりぐら★WYN-1039 07/5/8(火) 15:55 ┗Re:【カ】A Swift Pure Cry ケンタ(WYN-1038) 07/5/14(月) 10:27 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【カ】A Swift Pure Cry ■名前 : ケンタ(WYN-1038) ■日付 : 07/5/8(火) 11:21 -------------------------------------------------------------------------
"A Swift Pure Cry" by Siobhan Dowd David Fickling Books 2006 ISBN:0-385-60970-1 15歳の少女シェルは、アイルランド南部の小さな町に住んでいる。1年ほど前に母が亡くなってから、父は強い喪失感から仕事も辞め、酒ばかり飲んでいる。シェルは、家事も、小さな妹と弟の世話もこなさねばならず、学校へもあまり行かず、鬱々と過ごしていた。町に新しくやってきた司祭は、そんなシェルを心配し、親身になってくれるが、シェルは、だれにも打ち明けられない大きな秘密を抱えることになり……。 悲しくも美しい物語だった。人間の強さ、もろさ、そして優しさに対する作者の愛情が感じられた。シェルと同じ世代の女の子たちに読んでもらいたいと思った。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)@f7client157.across.or.jp> |
ケンタさん〜お久しぶりですー 私も、この本を購入しました。 (今、別の本を【カ】候補作品を読んでいるのでケンタさんのあらすじと感想は、自分が読み終わるまで我慢!) この本のタイトルに惹かれています。 はるはな(WYN−1047) <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; OptusIE55-31; .NET CLR...@c211-30-169-171.rivrw5.nsw.optusnet.com.au> |
はるはなさん、こんにちは! 確かに、印象的な題名ですよね。亡くなったお母さんがよく歌っていた歌からきています。 お読みになったら、ぜひぜひ感想をお聞かせくださいね。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)@f1client24.across.or.jp> |
▼ケンタさん、はるはなさん、ぐりぐらさん、こんにちは! わたしも、読みました。 なかなか、こちらのツリーに書き込めず、今日やっとです。 うん、題名が気になりますね。 アイルランドの作家、ジェイムズ・ジョイス作『ユリシーズ』からの引用だ そうで、おかあさんの歌を表現してるんですね。 『ユリシーズ』、読んでみようかなと思いながら、図書館に行く度にすっかり忘れてしまっているわ(無理矢理に忘れようとしているのカモ)。アイルランドの作家なら、誰でも影響を受けるような人なんだそうですね。 話の中でも、あちこちでおかあさんの歌を思い出したり、自分で歌ってみたりする場面が出てきて、印象的でした。いろいろ調べていたら、ガーディアンのサイトでジャミラ・ガヴィンがこの作品を絶賛しているのを見つけて、さもあらん、と思いました。『その歌声は天にあふれる』を書いた作家ならではですね。 ワラビ <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705)@210-248-131-011.jp.fiberbit.net> |
こんにちは。 前回、書き忘れました。 シヴォーン・ダウド作品リストを新規公開しています。 ttp://www.yamaneko.org/bookdb/author/d/sdowd.htm 追加・訂正等ありましたら、お知らせください。 ワラビ <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705)@210-248-131-011.jp.fiberbit.net> |
ケンタさん ぞくぞくと読まれていてすばらしいです! 死んだ妻を想って酒におぼれ、年長の子どもに年少の子どもの面倒を見させる父親って……よくある設定ですが、好きになれない(涙)。この場合だとシェルですが、こういう境遇に置かれる子どもがかわいそうになっちゃうんです。「父親ならしっかりしろよ!」と言いたくなりますね。 邦訳が出たら(←非常に他力本願です……)ぜひ読みたい作品だと思います。 ぐりぐら <ZonchBrowserPro@eaoska231131.adsl.ppp.infoweb.ne.jp> |
ぐりぐらさん、こんにちは! 本当にそうですよね〜。 お父さん、根は悪い人じゃないんだけど、悲しみのあまり現実を直視できなくて、逃げてしまっているんですよね。子どもたちだって同じくらい、あるいはお父さん以上に悲しいんだってことを分かってほしいです。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)@f1client24.across.or.jp> |