Page 519 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【カ】Just In Case ケンタ(WYN-1038) 07/5/5(土) 22:16 ┗Re:【カ】Just In Case はるはな 07/7/16(月) 20:58 ┗Re:【カ】Just In Case ワラビ(wyn-1001) 07/7/20(金) 22:24 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【カ】Just In Case ■名前 : ケンタ(WYN-1038) ■日付 : 07/5/5(土) 22:16 -------------------------------------------------------------------------
"Just In Case" Meg Rosoff Penguin Books 2006 ISBN: 0-141-38078-0 15歳の少年デイヴィッド・ケースは、1歳の弟が危うく窓から落ちそうになったところを助けたのをきっかけに、「もしも」という考えに取りつかれてしまった。もしも気づくのが少しでも遅かったら、弟は死んでいたかもしれない。自分だって、どこかでマンホールに落ちたかもしれないし、倒れた木の下敷きになったかもしれない。いつか自分が運命に狙われ、死ぬことになるかもしれないと思ったデイヴィッドは、「ジャスティン・ケース」という別人になり、運命を欺こうとした。 「もしもあの時……」と思うことは、だれしもあるのではないだろうか。それを深く掘り下げていった作品。運命から逃れようと必死になるジャスティンの気持ちも滑稽さも描かれていておもしろかった。ジャスティンを気に入る写真家のアグネスや、友だちのいなくなったジャスティンと唯一仲良くしてくれるピーターなど、ほかの登場人物も個性的で魅力的だった。「運命って何だろう?」と、改めて考えさせられた。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)@f1client188.across.or.jp> |
ケンタさん こちらに書き込むのはとても久しぶりです。 カ・グ読もうの進行役、ケンタさん一人にさせてしまい、 本当に申し訳ありません(最近、反省ばっかりです) ケンタさんは2ヶ月以上前にこの作品を読まれたのですね。 >ジャスティンを気に入る写真家のアグネスや、友だちのいなくなったジャスティ >ンと唯一仲良くしてくれるピーターなど、ほかの登場人物も個性的で魅力的だっ >た。 私もです。 登場人物の描き分けがいいですね。特にピーターのフツーさと、妹の単刀直入さがいいなと思いました。うだうだしているジャスティンと正反対からかもしれません。ティーンエージャーって、もう遥か彼方のことですが、 あのころのモヤモヤした気持ちや悩みも、年をとると いいなーって思いました。 はるはな(WYN−1047) <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; OptusIE55-31; .NET CLR...@c211-31-38-240.rivrw5.nsw.optusnet.com.au> |
はるはなさん、ケンタさん、こんにちは。 カーネギー賞、受賞作ですね。 1作目の『わたしは生きていける』を読んでとてもよかったので、 この作品もとても気になっています。 邦訳、出るかな? ローゾフの作品リスト、更新しています。 ttp://www.yamaneko.org/bookdb/author/r/mrosoff.htm ワラビ <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705)@210-248-131-011.jp.fiberbit.net> |