Page 505 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【新刊読み物】マチルダばあやといたずらきょうだい 蒼子(WYN-1031) 07/7/2(月) 10:58 ┗Re:【新刊読み物】マチルダばあやといたずらきょうだい さかな wyn-0021 07/7/5(木) 15:35 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【新刊読み物】マチルダばあやといたずらきょうだい ■名前 : 蒼子(WYN-1031) ■日付 : 07/7/2(月) 10:58 -------------------------------------------------------------------------
『マチルダばあやといたずらきょうだい』クリスティアナ・ブランド作 エドワード・アーディゾーニ絵 こだまともこ訳 あすなろ書房(2007.06) 定価1,200円(+税) "Nurase Matilda" by Christianna Brand Illustrated by Edward Ardissone 1964 むかし、イギリスのある村に住んでいる、ブラウンさんの家族は、それはそれはどっさり子どもがいました。その上、その子どもたちときたら、お行儀の悪いいたずらっ子ばかりでした。お父さんとお母さんは、そんな子どもたちの世話をしてもらうために、ばあやや、ねえやや家庭教師やお手伝いさんを雇っていましたが、あんまりにもいたずらがひどいので、みんなすぐにやめてしまいます。お手伝い紹介所でもとうとう相手にしてくれなくなりました。みんなこういうのです、「もうこうなったら、マチルダばあやにたのむほかないですね」 でもお父さんもお母さんも「マチルダはあや」さんという人を知りませんでした。 これで最後といって紹介してもらったばあやたちも逃げだして、途方にくれていると、玄関にマチルダばあやがやってきました。さて、子どもたちはどうなるでしょう。 いまとなってはこんなに子どもがいる家族というだけでファンタジーかも。そして子どもたちのいたずらもすさまじいです。子育てに疲れた大人が読んだらちょっとほっとするかもと思ってしまいました。子どものパワーはやっぱり無限ですよね。そしてお母さんだけは、どんなことがあっても愛しい子どもたちを信じているところがいいです。 作者はミステリ作家としても有名なクリスティアナ・ブランド。なんと挿絵を書いているアーディゾーニとはいとこ同士だそうで、ふたりが昔おじいさんやおばあさんがしてくれた「マチルダばあや」のお話がもとになっているそうです。 映画「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」原作本。映画は去年DVDでも発売されました。 ▽映画になった児童文学 ttp://www.yamaneko.org/bookdb/gen/eiga/others3.htm (先頭にhをつけてください) ** 蒼子 WYN-1031 ** <Mozilla/5.0 (Windows; U; Win98; ja; rv:1.8.1.4) Gecko/20070515 Firefox/2.0.0.4@31.84.112.219.ap.yournet.ne.jp> |
▼蒼子(WYN-1031)さん: 以前、矢川澄子さんが訳されていたものの新訳復刊のようですね。 ゆったりとした流れですすむので、ちょっとダレてしまったのですが、ラストのおさまり方に目がパチリとひらきました。この読後感は、児童書ならではのものだなぁと思いました。 。. さかな <゚)))彡 ・WYN-0021・ . 。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; FunWebProducts; Lunascape 4...@s142187.ppp.asahi-net.or.jp> |