Page 482 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【未訳絵本】Mi Leon shoko(WYN-1042) 07/6/2(土) 7:33 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【未訳絵本】Mi Leon ■名前 : shoko(WYN-1042) ■日付 : 07/6/2(土) 7:33 -------------------------------------------------------------------------
久しぶりに本の紹介です。 スペイン語の絵本と思って購入したのですが、実は言葉のない絵本でした。とても好みなので、ご紹介です。 言葉はないので、どなたもご興味があれば、ご覧下さい。 (もともとは、フランス語版で出版) "Mi Leon"(oの上にアクセント) Mandana Sadat FCE(Fondo de Cultura Economica),2006(フランス語のは2005) ISBN:9681680286 黄色い大地から、黒人の男の子をのぞいている真っ赤なライオン。あっ!という間にライオンが襲いかかります。驚く男の子の目と、ライオンの目がぴたりとあいました。そして、なぜかふたりは友だちに。 赤いライオンは、男の子をたてがみの上にのせたり、ジャングルを歩いたり、木の実をとってやったりします。いっしょに夕焼けを見、そしていっしょに眠ります。そこへやってきたのは、男の子を狙う緑のライオン! 場所は、おそらくアフリカでしょう。黄色い大地に紺色の男の子と赤いライオンがよく映えて、とても美しいです。男の子はとてもかわいらしく描かれて、ライオンは荒々しく、でもやさいくて、勇ましい。画面いっぱいにかかれた動きのある絵は、言葉がなくともいろいろなことを物語ってくれます。 絵の迫力にとても惹きつけられました。 作者の Mandana Sadatは、パリ在住のイラン人イラストレーターだということです。 パリに住むイラン人イラストレーターの絵本が、フランス語版とスペイン語版でメキシコから出版され、それを私が読んでいる、しかも内容はアフリカ。面白いなあ。 <ZonchBrowser@softbank218122150137.bbtec.net> |