Page 381 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【未訳絵本】The Boy form the Sun つー 07/1/20(土) 14:37 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【未訳絵本】The Boy form the Sun ■名前 : つー ■日付 : 07/1/20(土) 14:37 -------------------------------------------------------------------------
"The Boy from the Sun" by Duncan Weller Simply Read Books, 2006.08 ジンジャーボーイのようにシンプルな線で描かれた3人のこどもが、コンクリートの舗道に座り込んでいます。遠くには黒い煙を吐き出している煙突の影。たぶん工場です。こどもたちは無言で、目が据わっています。そして、悲しそう。白い紙に黒いペンで描かれたモノトーンの世界。そこへ、空からひとりの少年が降りてきました。頭と顔がきらきらと黄色く輝いています。3人に向かって、悲しそうな理由を聞きますが、こどもたちは無言でじっと見るだけ。そして、空はどんどん黒い煙に覆われていきます。それならと、少年は……。 次のページをめくり、びっくりしました。もちろん、3人のこどもたちも驚きます。 斬新なストーリーではありません。構成と絵がすばらしいのです。ただし、おとながこの作品を見るときの注意は、決してパラパラと先に目をとおさないことです。できれば、後ろの表紙も見ないほうがいい。でも、こどもは大丈夫。そういう、絵本です。 つー☆WYN-1016☆ <ZonchBrowserPro@ntkngw141023.kngw.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp> |