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 ▼新刊読み物  たろたろ 06/12/26(火) 13:17
   ┣Re:新刊読み物  ぐりぐら★WYN-1039 06/12/26(火) 16:00
   ┃  ┗Re:新刊読み物  shoko 07/1/2(火) 15:44
   ┃     ┗Re:新刊読み物『ロイヤルバレエスクール・ダイアリー』  つー 07/1/4(木) 19:00
   ┗Re:新刊読み物  NON(WYN-1019) 07/1/12(金) 6:04

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 ■題名 : 新刊読み物
 ■名前 : たろたろ
 ■日付 : 06/12/26(火) 13:17
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   新刊の本を皆さんに紹介いたします。
三人の男の子を育てている私にとって、忘れることの出来ない本です。

『ロイヤルバレエスクール・ダイアリー』 アレクサンドラ・モス文/阪田由美子訳草思社 定価880円(税込) 2006.09 141ページ ISBN 4794215215” The Royal Ballet School Diaries" by Alexandra MossGrosset&Dunlap, 2005 

 
 バレエの大好きなエリーは、シカゴに住む10歳の女の子だ。エリーが幼い頃にパパは亡くなり、ママと二人で暮らしている。ママが念願のオックスフォード大学の教授の職を得たお陰で、エリーのロイヤルバレエスクール入学の夢が、にわかに現実味を帯びてきた。新学期からママと二人で、イギリスのオックスフォードに、移り住むこととなったのだ。 シカゴを発つ時、親友のへザーにプレゼントされた日記帳に、これからの生活を綴っていく。イギリスの自宅は、教職員住宅だった。ママは職場が同じ人たちに囲まれた家なので、馴染むのも早かった。エリーとママは、学校と自宅の往復から新生活が始まった。同じ住宅に住む、同級生のフィービーがエリーのイギリスで始めて出来た友達だ。フィービーから、友達関係が広がり、エリーはクラスメートともすぐ仲良くなった。しかしレイチェルだけは、どうしてもすんなりとはいかなかった。レイチェルは元々は意地悪な子ではなかったのだが、ある理由から、エリーにつらく当たっていたのだった。エリーはそのレイチェルとも紆余曲折しながら、友達になる。エリーはロイヤルバレエスクール入学審査に向けて、シカゴにいた頃に入学審査を受け合格した、新しいオックスフォードのバレエ教室に通い始める。ロイヤルバレエスクールは11歳にならなければ受験資格がないため、エリーはこのバレエ教室で練習を続ける。みんな仲間で、そして、ライバルなのだ。切磋琢磨し、ようやく入学審査へと続きだす。エリーはどうなるのか。そしてママにも選択の時がおとずれる。第一巻はエリーの挑戦。エリーの頑張る姿を応援したい。 女の子が夢見る、可愛らしいバレリーナが描かれている。でも綺麗でかわいいバレリーナは、大変な努力によって立っているのだった。全身の筋肉を総動員し、立ち姿で、度量がわかる厳しいもので、エリーも先輩べサニーもみな真剣にひとつひとつの踊りに向かう。髪の毛一本乱れを許さない。いつの間にか、背筋をピンと伸ばして読んでいた。 作者は自身もかつてバレエダンサーになる夢をみていたらしく、エリーをとても素敵に描いている。
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【作】アレクサンドラ・モス(Alexandora Moss):英国ブライトンの海岸近くに、夫と3人の子供と住む。バレエを習っていたが、怪我の為バレエダンサーになる夢をあきらめ、後に児童文学の作家となる。若い人たちには是非夢を持ち、実現に向けて努力して欲しいと願っている。アレクサンドラ・モスはペンネーム。

  
【訳】阪田由美子(さかたゆみこ):1958年生まれ。『この地獄から、ぼくを助けて』(キャロル・エゴラン・ラミ作/竹書房)、『女教皇ヨハンナ』(ドナ・ウールフォーク・クロス作/草思社)など多数の訳書がある


編集部の皆さんありがとうございます。
WYH-2150
たろたろ

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:新刊読み物  ■名前 : ぐりぐら★WYN-1039  ■日付 : 06/12/26(火) 16:00  -------------------------------------------------------------------------
   たろたろさん

ステキな本のご紹介ありがとうございます。

実はこの本は、何度も書店で見かけているのですが未読です(汗)

ぜひ読ませていただきますね。エリーの成長ぶりを楽しみに読んでみます。

ぐりぐら

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:新刊読み物  ■名前 : shoko  ■日付 : 07/1/2(火) 15:44  -------------------------------------------------------------------------
   たろたろさん

こんにちは。
私もこの本、書店で見つけました。女の子がとっても気に入りそうな本ですよね。
写真の表紙もステキです。

実はうちも男2人なので、この本から縁遠そうな感じなのですが、機会があったらぜひ読んでみたいと思います。
バレイを習っているお友達に薦めてみようと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:新刊読み物『ロイヤルバレエスクール・ダイアリー』  ■名前 : つー  ■日付 : 07/1/4(木) 19:00  -------------------------------------------------------------------------
   たろたろさん

 読書室での紹介、ありがとうございました。可愛らしい装丁ですが、夢を持つことが、難しい状況に打ち勝つ強さに繋がることを教えてくれる作品ですね。

 草思社のサイトで、こどもたちの感想を読むことができました。素直だったり、力強かったり、微笑ましいですよ。

 つー☆WYN-1016☆

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:新刊読み物  ■名前 : NON(WYN-1019)  ■日付 : 07/1/12(金) 6:04  -------------------------------------------------------------------------
   たろたろさん

『ロイヤルバレエスクール・ダイアリー』のご紹介ありがとうございます。華やかなバレエは踊る者のあこがれですが、厳しいレッスンもともなうのですよね。エリーのバレエに対する熱い思いと、悩みながらも楽しい学校生活の様子に思わずひきこまれてしまう物語。わたしも娘と一緒に読みました。

年末年始はレニングラード国立バレエを2度見てきましたが、好きだから、そして拍手というご褒美があるから、つらいレッスンも耐えられるんだろうなと思いました。手が痛くなるほど拍手してきました。

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