Page 346 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼英訳された日本の絵本"emily's balloon" はるはな 06/12/8(金) 21:56 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 英訳された日本の絵本"emily's balloon" ■名前 : はるはな ■日付 : 06/12/8(金) 21:56 -------------------------------------------------------------------------
みなさま、こんにちは。 英語で出版された日本の絵本を見つけました。 "emily's balloon" by Komako Sakai ISBN 0811852199 Chronicle Books 2006 (原題『ロンパーちゃんとふうせん』酒井駒子作 白泉社 2003年) エミリーちゃんに新しいお友達ができました。それは、街でもらったふわふわまあるいふうせん。お空に飛んでいかないように、紐を指にしっかり結んでもらって、おうちに帰りました。2人が仲良くお庭で遊んでいると、急に風がびゅっと吹いて…。 どこか懐かしさを感じさせるやさしいタッチ。自分の頭よりも大きい(?)ふうせんの紐を指に巻いた女の子の絵を一目見て、この絵本に惹きつけられました。黄色いふうせん以外は、ほとんどチャコールだけのおさえた色使い。シンプルで控えめな絵は、日常に見られる子どもの可愛さを完璧なまでに描いています。しぐさのひとつひとつがとっても愛らしくて、ずっと眺めていたい(まるでわが子が遊んでいる姿を見ていたいと思う)、そんな気持ちになりました。ふうせんと2人でおままごとしている場面は、もう可愛くてたまりません…。英語だけでなく、多くの言語で読まれるようになってほしい絵本です。ラストも、しっとりとやさしげで素敵です。 はるはな(WYN−1047) |