Page 188 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【新刊読み物】ヘブンショップ おとむとむ 06/6/9(金) 16:35 ┗Re:【新刊読み物】ヘブンショップ 蒼子 06/6/10(土) 8:48 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【新刊読み物】ヘブンショップ ■名前 : おとむとむ ■日付 : 06/6/9(金) 16:35 -------------------------------------------------------------------------
こちらも一緒に借りました。 ********* ヘブン・ショップ デボラ・エリス作 さくまゆみこ訳 鈴木出版 2006.4 ISBN:4-7902-3163-1 13歳の少女ビンティは、アフリカのマラウイという国のとある町に住んでいる。 小さいときに母を病気でなくし、棺屋の父親と、姉と兄の4人で暮らしている。 学校に通いながら町のラジオ局で声優の仕事をしているのがビンティのちょっと した自慢だった。町に新しく棺屋ができたが、父の仕事が減る心配なはい。 ここでは人々がエイズで次々に亡くなっているからだ。そんなある日、ビンティの 父親がなくなった。エイズだったのだ。葬儀を終えた3人の子どもたちは親戚の 家に引き取られてゆくが、そこでの扱いはひどいものだった。 これからビンティたちはどうなるのか――? エイズ問題を取り上げた物語でした。差別や貧困に苦しみながらも必死に前向きに 生きてゆく姿に希望と勇気をもらいました。日本で暮らしているとあまり感じませんが、 エイズのために苦しんでいる多くの人がいること、その問題の深さと多様さにいろいろ 考えさせられました。 おとむとむ(WYN-2033) |
おとむとむさん こちらも読み終わったところ。ちょうど同じときに同じ本を読んでいたんですね(^^)。 こちらも胸が痛みますね。主人公の心の動きが丹念に描かれていて、深刻な話なのだけど、希望がありますね。同じくアフリカのエイズ禍の話で『沈黙のはてに』(アラン・ストラットン作 さくまゆみこ訳 あすなろ書房)も、読みごたえありました。 ** 蒼子 WYN-1031 ** |