Page 15 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【新刊読物】『海のむこうのサッカーボール』 shoko(WYN-1042) 05/10/20(木) 17:01 ┗Re:【新刊読物】『海のむこうのサッカーボール』 anya 05/10/30(日) 13:59 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【新刊読物】『海のむこうのサッカーボール』 ■名前 : shoko(WYN-1042) ■日付 : 05/10/20(木) 17:01 -------------------------------------------------------------------------
こんにちは。ばたばた(というか私が落ち着かずそわそわして)いてなかなか書き込みができないのですが、今少し落ち着いているので久々の書き込みです。 あまり期待せずに読んだ本ですが、おもしろかったです。 ************ 『海のむこうのサッカーボール』 モーリス・グライツマン作 伊藤 菜摘子訳 ポプラ社 ISBN: 4591087239 ジャマールの夢はサッカーでワールドカップにでること。でも、ここアフガニスタンの小さな村にはあちこちに地雷も埋まっているし、いろんな法律でたくさんのことが規制されている。みんなの大好きなサッカーも兵隊や政府の役人に隠れてやっている。みんなで練習をしていると、妹のビビが練習に加わると言い出した。女の子は親なしで外出できないし、顔を隠さなくちゃいけないし、サッカーをするのも完全な違法行為なのに。運動神経がすごくて、負けん気の強いビビのせいで何度も危険な目にあったジャマールたちは、たまたま通りがかった父さんにピンチを救われる。だが、家へ帰ると父さんは、青い顔をして僕らに告げた。ママの秘密の学校が政府にばれてしまったと……。 ジャマールたちはちょっとできすぎ?と思えるほど次から次へとトラブルに巻き込まれます。アフガニスタンから安全なオーストラリアをめざしていくジャマールたちの物語をハラハラしながら読みました。 最近なぜか『はばたけ! ザーラ 難民キャンプに生きて』とか『シャバヌ 砂漠の風の女』『シャバヌ はべりの窓辺にて』などこのへんの地域を舞台にした読物をよく読んでいます。いろんな地域の物語がでてきたということなのかな? |
shokoさん、こんにちは。 この本、夏に読みました。 『生きのびるために』などアフガニスタンを舞台にした本には興味があったのと、なんといってもサッカーに惹かれて、書店で見つけて即購入しました。 shokoさんが書かれている通り、ほんとうに次々とトラブルに巻きこまれて最後までハラハラドキドキしました。でも、緊迫した状況のなかにもユーモラスな表現が出てきたりで、とてもおもしろかったです。その後彼らがどうなったのか、気になるのですが、さすがに続編はないでしょうかね? anya |