Page 1486 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【新刊読み物】『11号室のひみつ』 みちこ(WYN-1057) 12/10/21(日) 21:05 ┗Re:【新刊読み物】『11号室のひみつ』 相良 15/3/22(日) 15:22 ┗Re:【新刊読み物】『11号室のひみつ』 みちこ(WYN-1057) 15/3/22(日) 23:46 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【新刊読み物】『11号室のひみつ』 ■名前 : みちこ(WYN-1057) ■日付 : 12/10/21(日) 21:05 -------------------------------------------------------------------------
みなさま、 中学年向けの物語を読みました。去年の12月発行ですが、今年のやまねこ賞読み物部門対象作品なので、新刊としました。 『11号室のひみつ』2011.12 ヘザー・ダイヤー文/ピーター・ベイリー絵/相良倫子訳/小峰書店 ISBN: 978-4338222075 "The Fish in Room 11" text by Heather Dyer, illustrations by Peter Bailey 2004 あらすじ 主人公の少年トビーは、海辺のホテルで暮らしています。赤ちゃんの時にここで発見されたのです。ホテルの従業員たちに育てられ、かわいがられていますが、よくばりな支配人ハリスさんにはこき使われる毎日です。トビーはある日、桟橋の下で、人魚の一家に会いました。 感想 読んでいてとても心地よいお話でした。ダイナミックな展開はありませんが、ハラハラドキドキもあり、ミステリーの要素ありと、物語の魅力が詰まっています。敬体の文章が、大人の私にとっては懐かしくひびきました。小学生の頃は、複雑で壮大なファンタジーや、重たい内容のリアリズムより、こういう物語が好きでした。どこの国だかわからないけれど、自分の住んでいる場所とはちょっと違うところで、ちょっと不思議なことが起こる。自分のまわりにはないすてきなものが出てくる。そんなことを楽しむのが翻訳児童文学の魅力のひとつだなあと思います。 みちこ(WYN-1057) |
みちこさん ぎゃー。す、すみません。 FBのメッセージを読んで、確認したところ、この本、ご紹介くださっていたのですね>_< ずっと気づかずに、すみませんでしたm_ _m ***** 訳書はどれもそれぞれに思い入れがあり、その中で一番好きな作品を選ぶのは至難の業なのですが、純粋に読み手として考えたとき、これがナンバーワンかも!と思うほど、これは私の大好きな作品なんです。 大きな事件のない、地味な作品ですが、魅力的な登場人物がたくさん出てきて、ほんわかとしたいい作品ですよね。 みちこさんに、その良さを分かって頂けて、そして、的確に表現して頂き、とても嬉しいです。 ありがとうございました。 相良 |
相良さん、 いえいえ、とんでもないです。 でも気づいてくださってうれしいです。 >訳書はどれもそれぞれに思い入れがあり、その中で一番好きな作品を選ぶのは至難の業なのですが、純粋に読み手として考えたとき、これがナンバーワンかも!と思うほど、これは私の大好きな作品なんです。 わあ、そうなんですね! 感想に書いたとおり、私もこのお話の雰囲気が大好きです。こういう本がたくさん読まれるといいなあと思います。 でも、オリガミ・ヨーダも大好き(^^) みちこ(WYN-1057) |