Page 127 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【新刊】スミレ色のリボン キャトル 06/4/21(金) 12:20 ┗Re:【新刊】スミレ色のリボン ぐりぐら★WYN-1039 06/4/21(金) 13:48 ┗Re:【新刊】スミレ色のリボン キャトル 06/4/22(土) 18:42 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【新刊】スミレ色のリボン ■名前 : キャトル ■日付 : 06/4/21(金) 12:20 -------------------------------------------------------------------------
みなさま すてきな本と出会いました。さっそくご紹介。 『スミレ色のリボン』 (シャレル・バイアーズ・モランヴィル作/アンナ・オールター絵/三原泉訳/BL 出版) スプリングは野ネズミの女の子。ちょっぴりおてんばで、好奇心でいっぱいです。あるとき、スプリングはベッドの下に、スミレ色のリボンがあるのを見つけました。ドラおばあちゃんによると、そのリボンは、先祖代々つたわる大切なものだといいます。スプリングはリボンをちょうだいとお願いしたのですが、おばあちゃんは「おまえさんがすっかりおとなになったら」と言いました。 やがて、スプリングは大きくなって、ついにおばあちゃんからリボンをもらうことができました。そしてある日のこと、リボンをお腹に巻いて、遠出をしたときに、たいへんなことが起きました。家に帰れなくなってしまったのです。スプリングのお腹は、今にも赤ちゃんが生まれそうだというのに……! リボンは、おばあちゃんのおかあさんの、そのまたおかあさんの……とずっと前から、リレーで渡されてきた宝物。家族のきずなの象徴なんですね。やさしい物語です。冒険もつまっています。 お話も魅力的ですが、この本は、なんといっても、絵がすてき! うれしいことに、カラーの挿絵のページがたくさんあるんです。細密に丁寧に描かれた絵は、「ピーター・ラビット」や「のばらの村」を思い出させます。ただ、色はもっとこっくりと濃いかな。そして、ネズミたちが愛らしい〜。わたしは、特にp111のジェリービーン(小さなネズミの男の子)に、めろめろになってしまいました。かわゆい。 やさしい気持ちにさせてくれる本です。小学校中学年くらいからおすすめ(読み聞か せでしたら、幼稚園のお子さんでも大丈夫)。 WYN-0008 キャトル |
キャトルさん 素敵な本ですね。ご紹介ありがとうございます。 わたしもさっそく読んでみたいです。 ぐりぐら★WYN-1039 |
ぐりぐらさん 絵がとてもきれいです。ぜひのぞいてみてくださいませ。 WYN-0008 キャトル |