Page 1229 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【新刊読み物】『リックとさまよえる幽霊たち』 モリー(WYN-2255) 12/10/10(水) 10:35 ┗Re:【新刊読み物】『リックとさまよえる幽霊たち』 ちゃぴ(WYN−1026) 12/10/19(金) 9:31 ┗Re:【新刊読み物】『リックとさまよえる幽霊たち』 モリー(WYN-2255) 12/10/19(金) 12:26 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【新刊読み物】『リックとさまよえる幽霊たち』 ■名前 : モリー(WYN-2255) ■日付 : 12/10/10(水) 10:35 -------------------------------------------------------------------------
みなさん、こんにちは。 こちらの作品もやまねこ賞に不利かも〜(出版時期が最近すぎて)と思ったので、 ご紹介します。 『リックとさまよえる幽霊たち』2012.9 エヴァ・イボットソン作/三辺律子訳/偕成社 ISBN: 978-4037449209 "The Great Ghost Rescue" by Eva Ibbotson 1975 近代化が進み、幽霊たちは住処を追われていた。古城はリゾート施設に、修道 院はとりこわされて高速道路になり、川は汚染され……。ひょんなことから、幽 霊たちの窮状を知った少年リックは、幽霊たちを救うため、首相に会いにロンドン を目指す。同行する幽霊たちは増え続け――。 イボットソンのデビュー作です。30年以上前の作品なのに、ちっとも古くさく 感じないところが凄いです。ちっともおそろしくない<おそろしのハンフリー> (いつかおそろしくなることを期待して命名^^;)など、個性的な登場人物(幽 霊ですが)がたくさん登場します。幽霊たちの物事の捉え方など、幽霊目線がと にかく楽しい作品です。住処を追われたものたちの話なので、楽しいというのは なんですが、重いテーマを扱いつつもユーモアを忘れないという、イボットソン らしい作品でした。 モリー(WYN-2255) <Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.0; Trident/5.0)@p2188-ipbf3107hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp> |
モリーさん、みなさん 私も、読みました。 設定といい、登場人物といい、ストーリーといい、テーマといい、本当にイボットソンらしい作品でした。 訳者のあとがきを読んで、この作品が50歳のときのデビュー作と知り、イボットソンって、そんなに遅くから書きはじめたんだ〜と感心しました。 小さなもの、弱いものを守り、励ます、イボットソンのまなざしが好きです。 ちゃぴ(WYN-1026) <ZonchBrowserPro@catv-218-228-80-227.ctk.ne.jp> |
ちゃぴさん、こんにちは! >設定といい、登場人物といい、ストーリーといい、テーマといい、本当にイボットソンらしい作品でした。 そうですよね、本当にイボットソンらしい作品ですよね >小さなもの、弱いものを守り、励ます、イボットソンのまなざしが好きです。 ああ、だから私もイボットソンが好きなのかもしれません。 どんな苦境が描かれていても、イボットソンならこのままでは終わらせないだろうという安心感がありますよね。 訳者あとがきによると"One Dog and His Boy"も邦訳されるようですので、こちらも楽しみにしています。 原書で読んだのですが、挿絵がとっても可愛くて、とにかく私好みでした。 絵もそのまま日本で紹介されますように! モリー(WYN-2255) <Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.0; Trident/5.0)@p2188-ipbf3107hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp> |