Page 1144 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【新刊読み物】パパはバードマン えみりい(WYN-0041) 12/1/8(日) 9:10 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【新刊読み物】パパはバードマン ■名前 : えみりい(WYN-0041) ■日付 : 12/1/8(日) 9:10 -------------------------------------------------------------------------
オールカラーのイラストがたっぷり入った読み物です。 『パパはバードマン』 デイヴィッド・アーモンド作 ポリー・ダンバー絵 金原瑞人訳 フレーベル館 2011.10 ひばり通り12番地に朝がやってきました。目覚まし時計の音とともに起きてきたのはしっかり者のリジー。身じたくをととのえ、朝ごはんの用意をして、2階のパパに声をかけます。「パパ! 起きて! 起きなきゃ、起こしに行っちゃうよ!」リジーの脅しに負けてようやく階段をおりてきたパパは、ガウンはよれよれ、かみの毛はぼさぼさ。リジーはそんなパパが心配で学校にも行けません。ママに不幸なできごとがあってから、パパはちょっとおかしくなってしまいました。今、パパは鳥になろうとしています。ドリーンおばさんは、リジーのため、そんなパパを現実にひきもどそうとしてくれますが、ちっともうまくいきません。ドリーンおばさんの親切に感謝しながらも、たいせつなパパの心によりそおうとするリジー。そんなとき、町に“だれがいちばんすごい鳥人間でしょうコンテスト”がやってきます。 なんだかせつない話です。でも、ポリー・ダンバーの絵は明るく優しく、見つめあう父子の表情はとても幸せそうなのです。現実主義のドリーンおばさんにも、とてもおもしろいところがあります。リジーの学校のミント校長は、校長先生らしくない(?)やわらかい心をもったひとです。鳥人間コンテストの司会者プゥプさんは、愉快でとてもあったかいひとで、コンテストの出場者だけでなく、読者にまで元気をくれそうです。 つばさと信じる心をたずさえて、希望に満ちて飛びこみ台に立つリジーとパパ。丹精こめた美しいつばさは、ふたりをどこへ運んでくれるでしょうか……。 <Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1) AppleWebKit/535.7 (KHTML, like Gecko) Chrome/16.0...@nttkyo839124.tkyo.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp> |