Page 1115 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【ミステリー】『深く、暗く、冷たい場所』 コアラン 11/9/28(水) 11:29 ┣Re:【ミステリー】『深く、暗く、冷たい場所』 asayaka(WYN-1058) 11/9/28(水) 12:12 ┃ ┗Re:【ミステリー】『深く、暗く、冷たい場所』 コアラン 11/10/6(木) 17:00 ┗Re:【ミステリー】『深く、暗く、冷たい場所』 くらら(WYN-1046) 11/10/5(水) 21:42 ┗Re:【ミステリー】『深く、暗く、冷たい場所』 コアラン 11/10/6(木) 17:14 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【ミステリー】『深く、暗く、冷たい場所』 ■名前 : コアラン ■日付 : 11/9/28(水) 11:29 -------------------------------------------------------------------------
asayakaさん、みちこさん、Marさん、みなさん、こんにちは。 「海外児童文学ミステリーを読もう会」、私も参加させてください。 今回読んだのは、エドガー賞児童書部門の候補作になった本です。ホラーミステリー(といっていいのかな)で、ミステリーとしては複雑なものではありませんが、ちょっと怖い話です。 『深く、暗く、冷たい場所』 メアリー・D・ハーン作 せなあいこ訳 評論社(2011年) "Deep and Dark and Dangerous"(2007) 【あらすじ】 主人公のアリは、ある日屋根裏部屋で古い写真を見つける。湖をバックに写っているのは、幼い日のママとダルシーおばさん。そしてとなりにもうひとり。肩と手と髪の毛の一部が写っているけれど、肝心の人物の部分は破り取られている。一体だれが写っていたのだろう? ママもおばさんも覚えていないというけれど、何だか様子がおかしい。 夏休みになり、アリはママの反対を押し切って、ダルシーおばさんとその娘のエマとともに、湖畔のコテージでひと夏を過ごすことにしたのだが……。 【感想】 破られた写真、何かを隠しているママとおばさん、湖畔で出会う危険なにおいのする少女、どんよりと不気味な湖……。背筋がスーッと冷たくなるような怖さがあり、ドキドキしながら読み進めました。怖い話はあまり得意ではないので、ちょっとビクビクしながら読み始めたのですが、物語が進むにつれてぞっとする部分は薄れていき、ラストはしんみりしつつホッとしました。やはり児童書だからなのか、読後感は悪くないです。途中で止められない面白さでした。怖い話が好きな人はもちろん、ちょっと苦手な人にもおすすめします。 コアラン(WYN-1056) <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/4.0; GTB7.1;...@119-171-2-122.rev.home.ne.jp> |
コアランさん、こんにちは。 読もう会にご参加くださってうれしいです。 わあ、タイトルからしてぞぞーっとしてしまうような作品ですね〜。(邦題も原題も!)サイトで表紙の絵も見ましたが、やはり怖そう。。。でも、「途中で止められない面白さ」なのですね。破り取られた謎の写真、体の一部が残っているあたりがまた怖いですが、謎の真相が気になります。私もどちらかというとホラーは苦手なのですが、コアランさんのご感想を拝見して挑戦してみたくなりました。 ご紹介、ありがとうございました! asayaka(WYN-1058) <Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; Trident/5.0)@p2191-ipbf4604marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp> |
asayakaさん、 >サイトで表紙の絵も見ましたが、やはり怖そう。。。 実は原書も持っているのですが、原書の表紙は更に怖いですよ! でもマイルドな(?)ホラーなので、ぜひ読んでみてください〜。 コアラン <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/4.0; GTB7.1;...@119-171-2-122.rev.home.ne.jp> |
コアランさん こんにちは。わたしもこの本を読みました! やはり途中で止められなくて、最後まで一気読みでした。児童書だけど、大人の女性たちの心理描写もあるので、大人にもおもしろいですよね。悪い影響を受けて変わっていく女の子の描写も怖かったです。主人公の13歳の女の子に入りこんで読みながら、自分が13歳のときは(いや、今でも?)こんなにしっかりしていなかったなと感心したりもしました。訳者あとがきに「子どもたちが持っている正義感、勇気、そして優しさこそが、行き止まりのように見える状況を切り開く鍵になっていく」とあり、本当にそうだなと思いました。しんみりするラスト、よかったです。 くらら <Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; rv:6.0.2) Gecko/20100101 Firefox/6.0.2@KD121108030043.ppp-bb.dion.ne.jp> |
くららさん、 >悪い影響を受けて変わっていく女の子の描写も怖かったです。 本当に! じわじわとくる怖さですよね。 >主人公の13歳の女の子に入りこんで読みながら、自分が13歳のときは(いや、今でも?)こんなにしっかりしていなかったなと感心したりもしました。 13歳といえばまだまだまだ子どもな気がするので、もうベビーシッターをするということに驚きました。アリのしっかりしているところや勇敢なところは、大人たちの弱さと対照的だなぁと思いました。 コアラン <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/4.0; GTB7.1;...@119-171-2-122.rev.home.ne.jp> |