過去ログ

                                Page     109
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   通常モードに戻る  ┃  INDEX  ┃  ≪前へ  │  次へ≫   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼【未訳読み物】Hazel Green  ぐりぐら★WYN-1039 06/3/6(月) 18:11
   ┗Re:【未訳読み物】Hazel Green  はるはな 06/3/21(火) 5:51

 ───────────────────────────────────────
 ■題名 : 【未訳読み物】Hazel Green
 ■名前 : ぐりぐら★WYN-1039
 ■日付 : 06/3/6(月) 18:11
 -------------------------------------------------------------------------
   "Hazel Green" by Odo Hirsch (Bloomsbury Publishing/2003)
☆オーストラリア版は2000年出版

ヘイゼル・グリーンは、ある時代のある町に住む元気いっぱいの女の子。ムーディー・
ビルという古くからあるアパートに住んでいる。その建物の1階は色んなお店が入っ
ている。ヘイゼルはベーカリーを始めとするそういった店の店主たちにも可愛がられ
ていた。毎年、"Frogg Day"という祝日に、町ではパレードが行われる。でも、ヘイゼ
ルが知る限り、このパレードに子どもが参加したことはなかった。この祝日は、ムー
ディー・ビルで生まれた Frogg 氏の業績を讃える日であり、ムーディー・ビルに今も
住んでいる彼の孫娘(もうおばあちゃんだけれど)を先頭にパレードが行われるのに、
このビルに住む子どもたちが参加しないなんておかしい! そう考えたヘイゼルは、
パレードに参加するために子どもも大人も巻き込んで策を練る。せっかく参加できる
ように交渉したのに、思いもよらない問題が発生する。ヘイゼルはこの問題を乗り切
ってパレードに参加できるのだろうか?

明るく元気で利発な小学生、ヘイゼルがとても魅力的に描かれた作品だ。同じ建物に
住む子どもたちをまとめ、大人と交渉する行動力がすばらしい。また、そんな彼女に
よきアドバイスを与え、陰で支えるのが1階に入っている数々の店のオーナーたちだ。
物語も、一見すんなり決まりそうだったパレードへの参加が拒否されたり、また、平
行してベーカリーショップの新レシピ盗難事件が発覚したり、孤独な少年の心を開か
せる件があったりと、バラエティに富んだ複線が用意されている。がんばるヘイゼル
を応援したくなる1冊だ。


たまには書き込まないといけないな〜と反省したのでした(^^;)

ぐりぐら★WYN-1039


 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:【未訳読み物】Hazel Green  ■名前 : はるはな  ■日付 : 06/3/21(火) 5:51  -------------------------------------------------------------------------
   ぐりぐらさん

こんにちは!
"Hazel Green"、私も以前読みました。
"Have Courage, Hazel Green!"
"Something's Fishy, hazel Green!"など
シリーズになっていますね。
Andrew McLeanのイラストがかわいくて
好きです。

はるはな(WYN−2105)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    通常モードに戻る  ┃  INDEX  ┃  ≪前へ  │  次へ≫    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                                 Page 109