Page 1043 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【賞速報】2008年オランダ金・銀の絵筆賞 ワラビ(wyn-1001) 08/6/18(水) 12:00 ┣Re:【賞速報】2008年オランダ金・銀の絵筆賞 うさぎ(WYN-2132) 08/6/20(金) 10:25 ┃ ┣Re^2:【賞速報】2008年オランダ金・銀の絵筆賞 ぐりぐら★WYN-1039 08/6/20(金) 12:43 ┃ ┃ ┗Re:Re^2:【賞速報】2008年オランダ金・銀の絵筆賞 うさぎ(WYN-2132) 08/6/20(金) 13:29 ┃ ┗Re:【賞速報】2008年オランダ金・銀の絵筆賞 ラッテ(WYN-1043) 08/6/21(土) 1:25 ┃ ┗Re:【賞速報】2008年オランダ金・銀の絵筆賞 うさぎ(WYN-2132) 08/6/22(日) 17:31 ┃ ┗Re:『死神さんとアヒルさん』 おちゃわん 08/6/26(木) 23:00 ┗【賞速報】2008年オランダ銀の石筆賞 ワラビ(wyn-1001) 08/7/3(木) 14:34 ┣【賞速報】2008年オランダ金の石筆賞 ワラビ(wyn-1001) 08/10/1(水) 16:18 ┗Re:【賞速報】2008年オランダ銀の石筆賞 林檎(WYN-2180) 11/1/18(火) 15:25 ┗Re:【賞速報】2008年オランダ銀の石筆賞 ワラビ 11/2/12(土) 22:54 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【賞速報】2008年オランダ金・銀の絵筆賞 ■名前 : ワラビ(wyn-1001) ■日付 : 08/6/18(水) 12:00 -------------------------------------------------------------------------
みなさん、こんにちは。 こちらでもお知らせが遅くなりましたが、 5月28日に、2008年オランダ金の絵筆賞と銀の絵筆賞が発表されています。 (金・銀の絵筆賞候補作は5月15日に発表されていて、その中から金・銀が選ばれ、残った作品作品が Vlag em Wimpel となるようです) ☆金の絵筆賞 Gouden Penseel "Sinterklaas" by Charlotte Dematons シャーロッテ・デーマートンス (Uitgeverij Lemniscaat) Most Beautiful Book Cover 2007(オランダ) 参考ページ ttp://www.design.nl/item/most_beautiful_bookcover_2007 ttp://www.vierwindstreken.com/dematons.html ☆銀の絵筆賞 Zilveren Penselen "Mijnheer Eekhoorn en de eerste sneeuw" by Sebastian Meschenmoser ゼバスティアン・メッシェンモーザー(ドイツ) (Uitgeverij Hoogland & Van Klaveren) "Herr Eichhorn und der erste Schnee"(2007) からの翻訳 公式ウェブサイト ttp://www.sebastian-meschenmoser.de/meschenmoserbuecher/index.html "Letterdromen met Do" by Harriet van Reek ハリエット・ヴァン・レーク(Harriet の e の上にウムラウト) (Em. Querido's Uitgeverij) 公式ウェブサイト ttp://www.harrietvanreek.nl/ ☆2008年 Vlag em Wimpel 賞 "Mejuffrouw Muis en haar heerlijke huis" (Uitgeverij Lemniscaat) by Marije Tolman 参考ページ ttp://www.hillenboeken.nl/pages/auteurs/auteurs/marijetolman.htm "De eend, de dood en de tulp" (2007, Querido) by Wolf Erlbruch "Ente, Tod und Tulpe" (2007) からの翻訳 邦訳:『死神さんとアヒルさん』(三浦美紀子訳/草土文化/2008) 2008年ドイツ児童文学賞絵本部門ノミネート作品 "Mijn trui" (2007, Van Goor) by Audrey Poussier(フランス) "Mon pull"(2006) からの翻訳 参考ページ ttp://www.armitiere.com/Auteurs?&cbbArc3=3&ficCode=2555 【参考】 ▼オランダ図書宣伝協会(CPNB)石筆賞/絵筆賞のサイト ttp://www.cpnb.nl/autoload.asp?doel=gp/gp.html 発表ページ ttp://www.cpnb.nl/dotnet/PB/PB_Detail.aspx?Persbericht_ID=264 ttp://www.cpnb.nl/dotnet/PB/PB_Detail.aspx?Persbericht_ID=261 ▽金・銀の絵筆賞受賞作品リスト(資料室) ttp://www.yamaneko.org/bookdb/award/nl/penseel.htm ワラビ <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705)@210-248-131-009.jp.fiberbit.net> |
ワラビさま、ニュースありがとうございます。 >☆2008年 Vlag em Wimpel 賞 > >"Mejuffrouw Muis en haar heerlijke huis" (Uitgeverij Lemniscaat) by Marije Tolman > 参考ページ ttp://www.hillenboeken.nl/pages/auteurs/auteurs/marijetolman.htm > >"De eend, de dood en de tulp" (2007, Querido) by Wolf Erlbruch > "Ente, Tod und Tulpe" (2007) からの翻訳 > 邦訳:『死神さんとアヒルさん』(三浦美紀子訳/草土文化/2008) > 2008年ドイツ児童文学賞絵本部門ノミネート作品 上記の絵本なんですけど、このまえ書評会で話題になりました。そのなかで強かった意見は、「日本では、こういう本を子どもに手渡せない。大人絵本としても抵抗感がある人は多い」「たしかにね。わたしも家に置いておきたくない」でした。 わたしはそれらの意見にけっこうビックリしてしまいました。エアルブルッフでないと描けないギンガムチェックの死に神さんが傑出して感じられたからです。しかもそのギンガムチェックさん、アヒルの命に何か悪いことをするわけではないんです。 読んだ方がおられれば、ご意見を聞かせていただければ嬉しいです〜。 うさぎ(WYN-2132 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)@59-171-98-61.rev.home.ne.jp> |
うさぎさん すごく気になって、今ググってみました。感想が結構ブログに載っていましたが、「自宅に置いておきたい1冊」という意見もありましたよ。書評会とはまったく反対の意見ですよね。なんだか気になるのでわたしも読んでみようと思います。 ぐりぐら <ZonchBrowserPro@eaoska211093.adsl.ppp.infoweb.ne.jp> |
ぐりぐらさん >すごく気になって、今ググってみました。感想が結構ブログに載っていましたが、「自宅に置いておきたい1冊」という意見もありましたよ。書評会とはまったく反対の意見ですよね。なんだか気になるのでわたしも読んでみようと思います。 さっそくありがとうございます! そして、「ぐりぐら気になる本リスト」に入れてくださって感謝♪ 肯定的な意見もあるんですね。わーい! 「日本→ 死はタブー」という感じ、昔よりは薄らいでいますものね。 チューリップが重要な小道具なんですが、その深紅が「血をイメージさせて、嫌い」という意見もありました。でもわたしからみれば、とても印象的で忘れがたいチューリップなのでした。 うさぎ(WYN-2132) <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)@59-171-98-61.rev.home.ne.jp> |
うさぎさん ドイツ語でしか読んでいませんが、最初にこの本を書店で見たときから、心に残っています。アヒルの細くて美しい首、ワンピース姿のがいこつ、ざらざらした紙の感触、自然色の絵。がいこつは親切でやさしく、ときには笑っているようでユーモラスです。でもなんだかさびしくて悲しく、ちょっとこわい。けれど読んだ後は落ち着いた気持ちでした。死は身近にあること以上に、なんかもっと哲学的なことが書いてあるのかもしれません。 私は大人ですからこういうふうに書いているけれど、低学年の子であればすぐには分かりにくいかもしれません。何度読んでもしっくりこないかもしれない。周りの大人にたずねるかもしれませんね。でもそうしたら、話を聞いてあげればいいんじゃないでしょうか。ひょとして死ぬことについて説明することになるかもしれない。でもこの絵本は、死を子どもに「教える」ための本ではないし、反対に情操教育に反するとか、そういう見方しかないのならとても残念です。 ラッテ <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@adsl-89-217-0-96.adslplus.ch> |
ラッテ(WYN-1043)さん わーい、ラッテさんだ! 感想を聞かせてくださって、とっても嬉しいです。 そうですよね。 読後に落ち着いた感じが残りますよね。 >でもこの絵本は、死を子どもに「教える」ための本ではないし、反対に情操教育に反するとか、そういう見方しかないのならとても残念です。 なんていうか、「死」に直接触れたらダメみたいな感じ? 死をシンボリックに描いた絵本ならOKなんだけど……みたいな。 大人としても、「正直いって、怖い」「こういうのを持っていると、死を呼び込みそう」ともおっしゃってました。 同じメンバーの評価であっても、『わすれられないおくりもの』(スーザン・バーレー)『いつもだれかが』(ユッタ・バウアー)『おじいちゃんわすれないよ』(ベッテ・ウェステラ)『ぶたばあちゃん』(ワイルド)なんかは、ぜんぜん抵抗ないんです。 「死に神」という言葉自体が日本人に特別な恐れを抱かせるのかな、 ”言霊の国”だからかな、と、今のところ考えているワタシです・・・。 うさぎ(WYN-2132) <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)@59-171-98-61.rev.home.ne.jp> |
うさぎさん ラッテさん みなさま この絵本、わたしの第1印象は、「う〜ん」。そのときの感想は 「なんだか、シュールで淡々とした話。絵が優しいだけによけい目立つ」というもの。 気になる本であったことは確かなので、ここでのやりとりを見て、再度、読んでみました。 読後感は悪くないです。 以前「悲しい本」が出版されたときも、子どもの読み聞かせには向かないという意見が出たりして、かなり物議をかもしました。それと同様に大人側の思い込みが強いと、子どもからは遠くなるのかもしれません。他の受賞作を差し置いて、いち早く日本で出版されているのだから、気になる本であることは確かなのではないでしょうか。 「死神さん」とさん付けで訳しているところが、ミソかもしれません。 文学賞ラリーに書いてみましたので、よろしければ…。 おちゃわん <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)@p1032-ipbf405kyoto.kyoto.ocn.ne.jp> |
みなさん、こんにちは。 大変遅くなりましたが、オランダ銀の石筆賞のお知らせです。 2008年6月4日、オランダ銀の石筆賞9作品と、Vlag & Wimpels 賞5作品が発表されました。 金の石筆賞は、銀の石筆賞を受賞したうちの * 印のついた5作品の中から選ばれ、9月20日に発表されます。 ★Zilveren Griffels 2008 * "Lang geleden" (Van Holkema & Warendorf) by Arend van Dam ノンフィクション 公式サイト ttp://www.arendvandam.nl/ * "De Nederlandse kinderpoezie in 1000 en enige gedichten" (Prometheus) (kinderpoezie の2つめの e の上にウムラウト)詩集 by Gerrit Komrij ブログ ttp://www.komrij.blogspot.com/ * "Sjaantje doet alsof" (Nieuw Amsterdam) by Sjoerd Kuyper 参考ページ ttp://www.kjoek.nl/schrijvers.php?schrijversid=69055ea709c2b2407d5&sorteren=i-l * "Kinderen van Amsterdam" (Nieuw Amsterdam) by Jan Paul Schutten ノンフィクション 公式サイト ttp://www.janpaulschutten.nl/ * "Een miljoen vlinders" (Een の2つ目の e の上にアクセント) (De Eenhoorn) by Edward van de Vendel 公式サイト ttp://www.edwardvandevendel.com/ 公式サイト内の本の紹介 htp://www.edwardvandevendel.com/DreamHC/Page70.html "De eend, de dood en de tulp" (Em. Querido’s Uitgeverij) by Wolf Erlbruch ヴォルフ・エァルブルッフ(ドイツ) "Ente, Tod und Tulpe" (2007) からの翻訳 邦訳:『死神さんとアヒルさん』(三浦美紀子訳/草土文化/2008) ・2008年ドイツ児童文学賞絵本部門ノミネート作品 ・2008年 Vlag em Wimpel (オランダ絵筆)賞 "De wonderlijke lotgevallen van Olle en Lena" (Uitgeverij Lannoo) by Maria Parr(ノルウェー) "Vaffelhjarte" からの翻訳 参考ページ ttp://studvest.no/kultur.php?art_id=3559 参考ページ ttp://www.nynorskbok.no/2008/04/12/maria-parr-vaffelhjarte/ 参考ページ ttp://www.pluizuit.be/070904/De%20wonderlijke%20lotgevallen.htm "Tobie Lolnes op de vlucht" (Em. Querido's Uitgeverij) by Timothee de Fombelle (Timothee の1つめの e の上にアクセント) "Toby Alone" からの翻訳 出版社内参考ページ ttp://www.walker.co.uk/contributors/Timothee-de-Fombelle-7291.aspx "Op weg naar huis" (Uitgeverij Lemniscaat) by Jan Michael ジャン・マイケル "Leaving Home" からの翻訳 参考ページ ttp://www.pluizuit.be/080614/Op%20weg%20naar%20huis.htm ★Vlag & Wimpels 2008 "Kleinvader" (Em. Querido's Uitgeverij) by Edward van de Vendel 公式サイト ttp://www.edwardvandevendel.com/ 公式サイト内の本の紹介 ttp://www.edwardvandevendel.com/DreamHC/Page66.html "Niks zeggen!" (Uitgeverij Leopold) by Gideon Samson 公式サイト ttp://www.gideonsamson.nl/ "Naar Wolf" (Uitgeverij Kidsbibliotheek) by Mireille Geus 公式サイト ttp://www.mireillegeus.nl/ "Vertrektijd" (Uitgeverij Lemniscaat) by Truus Matti 公式サイト ttp://www.truusmatti.nl/ (準備中) 参考ページ ttp://www.nlpvf.nl/basic/auteur1.php?Author_ID=386 参考ページ ttp://www.pluizuit.be/070428/Vertrektijd.htm "Over engelen, goden en helden" (Uitgeverij Ploegsma) by Janny van der Molen ノンフィクション 公式サイト ttp://www.vandermolens.nl/index.php 参考ページ ttp://www.pluizuit.be/080319/Over%20engelen.htm 【参考】 ▼オランダ図書宣伝協会(CPNB)石筆賞/絵筆賞のサイト ttp://www.cpnb.nl/autoload.asp?doel=gp/gp.html 発表ページ ttp://www.cpnb.nl/dotnet/PB/PB_Detail.aspx?Persbericht_ID=265 ttp://www.cpnb.nl/gp/2008/bijlage-persbericht-Zilveren-Griffels-2008.pdf ▽金・銀の絵筆賞受賞作品リスト(資料室) ttp://www.yamaneko.org/bookdb/award/nl/griffel.htm ワラビ <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705)@210-248-131-009.jp.fiberbit.net> |
みなさん、こんにちは。 海外児童文学賞速報でも、同じお知らせを流しています。 2008年9月30日、オランダ金の石筆賞が発表されました。 アムステルダムの歴史を描いた、ノンフィクション作品のようです。 ★Gouden Griffels 2008 "Kinderen van Amsterdam" (Nieuw Amsterdam) ノンフィクション by Jan Paul Schutten 公式サイト ttp://www.janpaulschutten.nl/ 【参考】 ▼オランダ図書宣伝協会(CPNB)石筆賞/絵筆賞のサイト ttp://www.cpnb.nl/autoload.asp?doel=gp/gp.html 発表ページ ttp://www.cpnb.nl/dotnet/PB/PB_Detail.aspx?Persbericht_ID=278 ▽金・銀の絵筆賞受賞作品リスト(資料室) ttp://www.yamaneko.org/bookdb/award/nl/penseel.htm ワラビ <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)@210-248-131-012.jp.fiberbit.net> |
ワラビさん、みなさん こちら銀の石筆賞の "De wonderlijke lotgevallen van Olle en Lena" (Uitgeverij Lannoo) by Maria Parr(ノルウェー) "Vaffelhjarte" からの翻訳 が邦訳出版される予定みたいですよ。↓ ttp://www.bk1.jp/product/03360319 楽しみですね。 林檎 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)@177.net112138083.t-com.ne.jp> |
▼林檎(WYN-2180)さん ありがとうございます。 林檎さんの発言、見落として、今気付きました! 失礼しました〜。 ノルウェーの作家さんの作品なんですね。 ノルウェーでも賞を受賞しているようで、読むのが楽しみです。 ワラビ <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6.6; .NET C...@210-248-131-017.jp.fiberbit.net> |