やまねこ翻訳クラブ:おはなし小部屋掲示板  

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【254】「コートの話」の類話【新刊絵本】おじいちゃんの もうふ ちゃぴ(WYN-1026) 10/8/31(火) 6:50

【254】「コートの話」の類話【新刊絵本】おじいち...
 ちゃぴ(WYN-1026)  - 10/8/31(火) 6:50 -

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   みなさま

 おはなし会でよく使われる、紙を折っていく「コートの話」がありますよね。
 もとはユダヤの人に伝わるお話で、いままでにも絵本にされていますが、今度はフランスで新しい絵本になりました。

(同じ発言を読書室にも出しています)

『おじいちゃんの もうふ』
"LE SCHMAT DOUDOU"

 ミュリエル・ブロック(Muriel Bloch)文
 ジョエル・ジョリヴェ(Joelle Jolivet)絵
           (Joelleの最初の e の上に‥)
 ふしみ みさを訳
 光村教育図書

 ISBN 978-4-89572-811-9
 本体価格 1400円+税


 ジョセフは、生まれたときにおじいちゃんが贈ってくれた毛布が大好き。いつも、どこへいくにも毛布を持っていく。そのうちに毛布はボロボロに。お母さんがある日捨ててしまう。そこでジョセフは……。

『ヨセフのだいじなコート』(シムズ・タバック作 木坂涼訳 フレーベル館)、『おじいさんならできる』(フィービ・ギルマン作 芦田ルリ訳 福音館書店)でよく知られたお話ですね。『おじいさんならできる』の方が、ストーリーとしては近いのですが、この絵本では、お母さんが捨ててしまう段階が、もうひとつ入っているところが楽しいです。その部分もふくめた繰り返しの楽しさが味わえ、それとともに、おじいちゃんが大好きな気持ちが伝わってきます。

 絵は、カバーの作者紹介を見ると、おそらくリノカット版画というのだと思います。落ち着いた色の取り合わせと、デザイン化された構図で、シックな雰囲気に仕上がっています。赤ん坊から、少年になり、青年になっていくジョセフの変化や、めがねをかけ、ひげをはやしたおじいちゃんの個性など、いろいろ楽しめます。とくにラストのページが見事です。ジョセフとおじいちゃんの、毛布をかいした強いつながりが感じられて、ぐっときますよ。


☆メープルストリート紹介ページ
ttp://www.litrans.net/maplestreet/p/mitumura/index.htm

☆光村教育図書HP
ttp://www.mitsumura-kyouiku.co.jp/

*上のURLへ飛ぶときは、 コピーして頭に h を加えてください。

ちゃぴ(WYN-1026)


<ZonchBrowserPro@catv-218-228-85-152.ctk.ne.jp>

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